常闇の国の物語・Ⅱある日 常闇の国に「彼女」が来た 「彼女」は光だった 「彼女」は笑顔で 「彼女」は幸せで 「彼女」は人間で 「彼女」は魔法が使えた 常闇の国に希望が満ちた 「彼女」の通るところに花が咲き 「彼女」は人の心を甦らせた 「彼女」の前に晴れ間が差し 「彼女」は小鳥と歌った 時計台の針はまだ止まっている