今まで好きだった色が急に嫌いになったり、
反対に関心がなかった色が
無性に欲しくなったりすることがあります。
人間は常に自分を安定させるのに都合のよい
刺激を求めていますので、その時々の体調によって
好む色が変わります。
体調がよい時は鮮やかな暖色系の色
(赤、濃いピンク、橙、黄)を美しいと感じますが、
体調が悪い時には鮮やかな色はうるさく感じ、
モノトーン(白、灰色、黒)や暗い色、
くすんだ色に惹かれます。
体調がすぐれない状態が長く続くと
赤を極度に嫌うようになり、紫や青紫を好むようになります。
心と体と色の関係をまとめてみました。
心や体の変化を色は教えてくれます。
よりよい状態にするために色の心理的・生理的効果を
是非、活用してください。
色彩の心理的・生理的効果はすでに
いろいろなところで応用されています。
病気の治療に色を活用する色彩療法もその一つです。
たとえば、気持ちが沈みがちなうつ病の患者の病室では、
壁に暖色系を用いて気分を高揚させたり、
そう状態の患者にはブルー系の寝室をあてがい、
精神的な安定をはかるなどの治療が実際に行われています。
Amaranth 鈴木幸代
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