空気から水を作るローテク。
これなら地球にも優しいね^ ^

世界では、実に7億6,800万もの人に安全な飲み水が行き渡っていない。また、水が原因となる病気で死亡する5歳以下の子どもは、毎日1,400人もいる。こうした状況を「ローテク」で変えようとするのが、デザイナーのアルトゥロ・ヴィットリだ。

ヴィットリは、空気中の水蒸気を、電気などを使わずに自然に集める、高さ約9mの給水塔を考案した。この給水塔「WarkaWater」は、1日に25ガロン(約95リットル)以上の飲用水をつくる。

http://wired.jp/2014/04/06/warka-water-africa/

  水不足といえば井戸を掘ることを考えるかもしれないが、岩盤でできたエチオピアの台地に深さ450mもの穴を開けるにはあまりにもコストがかかる。さら に、たとえ井戸を掘れたとしても、水を汲み上げるポンプを維持するには信頼できる電源を確保しなければならない。つまり、この方法は現実的とは言えないの だ。

WarkaWaterの場合、給水塔の製作費用は1基あたりおよそ550ドルで、4人で作業すれば1週間以内で完成させることができる。しかも、材料は現地で調達可能だそうです。