Cちゃん35歳、夫は45歳。


初めてCちゃんが「アマランサス」に来店したのは4年前。
その時の彼女は冷え、肩と首のこりも酷く、倦怠感があると訴えてた。
そして一番の目的は身体を健康にして早く子供が欲しいだった。

私は子宮内膜症、月経困難症の改善や不妊治療中に妊娠しやすい状態を作ることを得意としているため、彼女の切実な悩みに真剣に相談に乗り、手当をしていましたが彼女は突然来なくなった。

今思い起こすと「そりゃ~必要ないわなー」って。
いくら努力しても夫婦がうまくいってないんじゃできる訳ないもんな。

そんなCちゃんから2014年の11月に「全身が倦怠感に包まれ、自分の意思も身体もどこにあるのかわからない」と連絡がきて、再び温熱療法で体質改善するために通っていただくことになった。

2回目のご来店時にカウンセリングをしていて「ん?何か違和感あるな?」と。
話を進めるうちに「なぜこの人はこんなに旦那の悪口ばかり話すんだろう?」と疑問に感じ「そんなに嫌なら離婚すれば?」と軽く言ってみた。

すると彼女は「彼のご両親が本当の娘のように大切にしてくれるから、悲しませることになるからそれは絶対にできません」と訳のわからない返事が返ってきた。


いやいや、相手の親の話じゃなくて、あなたがどうしたいか?ですから。


そして私は「そういえば、子作りはどーなってるの?」と質問してみた。

Cちゃん「実は夫婦生活は15年ありません」

みどりーぬ「結婚して何年だっけ?」

Cちゃん「14年です」

みどりーぬ「・・・・??」

みどりーぬ「そんじゃ最後にしたのはいつなの」

Cちゃん「結婚の半年前に彼と旅行した時に1回だと思います」

みどりーぬ「思いますぅ?!それどーいう意味??」

Cちゃん「ちゃんとできてなかったような・・・」

みどりーぬ「そのあとは、何回あったの?」

Cちゃん「それが最初で最後です」

みどりーぬ「ガビーーーン!!Σ( ̄□ ̄lll)」

みどりーぬ「前に通ってた時に、なぜこのことを話さなかったの?これじゃ妊娠するわけないやん」

ここから怒涛の質問攻めがスタートした。

Q。夫はEDなのか?
A.EDではないと思います。家にはいやらしい本がいっぱいあります。

Q.このことはあなた以外に知っている人はいるのか?
A。今日初めて話しました

Q.今、夫と一緒に暮らしてどんな気分か?
A.夫の鼻から変な匂いがするので気持ち悪い(蓄膿だそう)。夫が触ったドアノブをいつもアルコールで消毒している。夫と同じ空気を吸うのが嫌。夫に食事を作るのも嫌。とにかく夫が気持ち悪い。でも別れられない。

Q.自分たち夫婦は異常だと思わないのか?
A.結婚なんてこんなものだろうと思ってた。私さえ我慢すれば生活には困らないからと日々を過ごしている。

Q。夫には性欲はないの?
A.あるみたいですけど、もしかするとアブノーマルかもしれません。私のことはフィギュアのコレクションのように思っているのかも?

Q。もっかい聞くけど離婚する気はないの?
A.はい、できません。夫の両親を悲しませることになりますから。


その後、これは温熱療法以前の問題だなと判断し「音叉セラピー」をおすすめした。超ネガティブマインドの彼女はしばらく考える時間をくださいとのこと。
そして1ヶ月後・・・・




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※事実に基づいたドキュメンタリー手記です。ご本人様にも了解を得て掲載しています。