グルームヘイヴン日本語版の通常発売日が迫ってきましたね。
今回は自分自身の情報まとめもかねて、グルームヘイヴン日本語版で使える初期6クラスについて、情報をまとめておきたいと思います。
極力ネタバレは控えますが、ゲーム開始後に初期6クラスから使用するものを選択してキャラクター生成し、使用するクラスの箱を開いたら得られるくらいの情報は含んでしまっています。
また、6種類がそれぞれどういう種族でどういう特徴なのかも書いておきます。
よくある一般的なRPGに出てくるのは人間・オーク・エルフ・ドワーフのような種族ですが、このグルームヘイヴンの世界には何種類かのオリジナル種族が存在します。
戦闘には全然関係ありませんが、登場する種族のことを理解しておくと、このグルームヘイヴンという物語をより楽しむことができるので、名前や特徴をしっかり意識しておくことをおすすめします。
初期キャラクターの情報を一切得たくない方はブラウザバックを推奨します。
ただ、LV上がったらこういうスキルを覚えるようになるとか、そういう時間をかけないと得られないような具体的な情報はなるべく書かないようにはしたいと思います。
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グルームヘイヴン 日本語版 初期6クラスと6種族の紹介
本記事はあくまでも私個人の感想となります。
私もまだまだプレイ途中のため、その観点での評価となります。
人間のスカウンダレル
種族(人間)の特徴:
グルームヘイヴンの世界では最も多く反映している種族。
グルームヘイヴンを作ったのも人間。
他のゲームや物語に登場する一般的な人間のイメージそのもの。
ただし、何故か盗人を生業にしている人も多い模様。
クラス(スカウンダレル)の特徴:
・盗賊やアサシン的な職業
・遠近両攻撃を持つ中衛職
・HPはそれなりだが前衛職ほどではない
・体力(手札枚数)が少なめで手札管理がかなり難しい
・機動力が非常に優秀(マップをあちこち駆け回れる)
・行動速度も非常に優秀(先手取ったり、あえて後手取ったりするのが容易)
・ヒット&アウェイが得意
・回復手段は乏しい
・相手を毒にしたり、自身を不可視にしたり、搦め手を用いた立ち回りが可能
・孤立した敵や仲間に接している敵に特攻を持っており、状況に応じて非常に大きい火力が出せる
・お金集めや罠解除など非戦闘スキルも便利
こういう人におすすめ:
・盗賊職が好き。
・アサシンのように敵を1体1体始末していくのが好き。
・一撃高火力キャラが使いたい。
・脳筋よりは搦め手を駆使した前衛職を使いたい。
・前線で戦いたいがタゲはあまり取りたくない。
・遠近両攻撃で楽しみたい
・高機動力・行動速度を使いたい。
・非戦闘スキルも使いたい。
・落ちているお金をガッツリ集めたい
アイノックスのブルート
種族(アイノックス)の特徴:
狩猟採集をしながら平野に生きる戦闘種族
力を証明することを好み、力任せで野蛮、この世界ではそれなりに無法者。
体格が非常に大きい種族で、各種コマにもその特徴が表れている
グルームヘイヴンの世界ではやや嫌われ者。
クラス(ブルート)の特徴:
・戦士、タンク的な前衛職
・アイノックスという種族でフィギュアも大きく、見た目通りの強さを誇る
・移動力、攻撃力、防御力、全てのレベルが高い
・HPが最も多い
・体力(手札枚数)は並
・通常攻撃も優秀だが、一撃の火力にも長けている。
・前線にとどまり続けるために便利な防御スキルも多い。
・範囲攻撃や遠距離攻撃がやや控えめで、回復スキルや状態異常系の搦め手にも乏しい。
こういう人におすすめ:
・戦士職やタンク職が好き。
・前衛職で切り込み隊長になって兎に角暴れたい。
・わかりやすい脳筋キャラクターが好き。
ヴァームリングのマインドシーフ
種族(ヴァームリング)の特徴:
知性を持った大型ネズミの種族。
アイノックス以上にかなりの無法者で、盗みはもちろんのこと、様々な悪事を働く。
群れを成して行動するが、懐柔されやすい。
グルームヘイヴンの世界ではかなりの嫌われ者。
ちなみにマインドシーフは女性らしい。。。マジか。
クラス(マインドシーフ)の特徴:
・スカウンダレル同様に盗賊職だが、非常にトリッキーな遠近両用の中衛職
・能力のタイプがとにかく豊富で色々な育て方ができる
・近接攻撃がメインのクラスだが、体力が極めて低く、無策で突っ込むとすぐやられるため使い方が難しい。
・移動力や行動速度は比較的良好
・非常に優秀で豊かな状態異常攻撃を持つ(ほぼ全種類の状態異常を付けられる)ため、脳筋タイプでは戦いづらい敵でも、山盛りの状態異常で戦闘に貢献できる。
・状態異常特攻を持っており、高い瞬間火力も出せる。
・近接攻撃に様々な半永続的な能力UP(攻撃UP、防御UP、回復など)をつけることができ、これが非常に優秀
・敵のマインドを操って同士討ちや移動して罠を踏ませるなども可能。
・召喚スキルも多く持っており、召喚獣との連携もできる。
・氷属性のスキルが多め
・素の攻撃力は低めなので、能力を駆使しないとダメージに貢献できない。
・前衛の裏でコソコソと動くタイプのため、仲間からのヘイトはやや溜まりやすい。
こういう人におすすめ:
・状態異常攻撃職がとにかく大好き。
・強化スキルを臨機応変に付け替えながら戦う魔法戦士タイプが好き。
・紙装甲のスリルがたまらない。当たらなければどうということはない。
・マインドコントロールにピンとくる。
・召喚したい(出てくるのもネズミだが)
・単純攻撃だけじゃなくて色々やってみたい(召喚型/念撃型/遠距離型/状態異常型/マインドコントロール型など、デッキビルドのタイプは初期6職で一番多いかな)
オーキッドのスペルウィーヴァー
種族(オーキッド)の特徴:
大陸の南海から到来した外来種族。
知能が高く冷静沈着。
良く言えば騒ぎなどは全く起こさない種族だが、悪く言えばあまり目立たない。
クラス(スペルウィーヴァー)の特徴:
・魔法使いな後衛職
・6種類の全元素を扱える(生み出せる、消費できる)
・攻撃のほぼすべてが遠距離攻撃
・範囲攻撃もかなり多い
・工夫すれば高めの遠距離・範囲火力が出せる
・一度の攻撃で敵に与える総ダメージ数はピカイチ
・HPは最低
・体力(手札枚数)も最低
・なので適当にプレイしていると真っ先に脱落していく
・手札が少ないので行動の選択肢が他のクラスより少ない(1枚当たりのカードの重要性が高い)
・元素が潤沢にある場では、火力や状態異常付与力がUPする
・低レベルでは、思うように元素を生み出せず、思うように火力も出せずで、淡々とした後衛職。
・喪失山を全回収するという強力なエーテルを持つが、手違いでエーテルを喪失してしまうと詰む。
・回復スキルや補助スキルもそれなりに潤沢でサポート役にもなれる
・召喚も比較的得意
・接近用スキルも幾つかあるが使い方はかなり難しい
こういう人におすすめ:
・魔法使い職が好き
・派手に色々やりたい。
・高範囲攻撃が好き。
・後衛職が好き。
・召喚獣を使ってみたい
・元素システムを使ってみたい。元素を沢山生み出したい。
・火力の出せるサポート役がやりたい
クワトリルのティンカラー
種族(クワトリル)の特徴:
大陸の南海より到来した小さい種族
メカニックスキルが非常に高く、街の発展に貢献している
基本平穏な種族だが、天才と変人は紙一重といった感じで、変わった行動・発言が多い。
クラス(ティンカラー)の特徴:
・メカメカしいスキルが豊富な後衛の補助メインクラス
・非常に豊富な回復スキルを持つ
・非常に豊富な補助スキルを持つ(罠関連、周囲へのバフ、デコイ召喚、手札回復など)
・広範囲に瞬間的な高火力を出せる
・通常攻撃は威力が大人しめな無属性遠距離攻撃がメイン
・相手を状態異常にするのもそれなりに得意
・小さい種族なので体力が低いと思いきや、実は体力(手札枚数)はNo1
・HPもそこまで低くない
・なので、耐久力は見た目以上に高く、防御スキルは皆無だが、肉壁役にもなれる(デコイ召喚もできる)
・手札が多いため行動の選択肢が多い
・パーティの人数が増えるほど重要性と楽しさが増すクラス
こういう人におすすめ:
・後方支援の職業が大好き
・ヒーラーなら任せろ
・メカメカしい攻撃が大好き
・縁の下の力持ち
サヴァスのクラグハート
種族(サヴァス)の特徴:
大陸北部の山岳地帯に住む、体が岩石で出来た種族
がっしりしたタイプだが、体長はさほど大きくない
のんびりマイペースに質素な暮らしをしており、野心のある種族ではない。
クラス(クラグハート)の特徴:
・癖のかなり強い前衛職
・HPはブルートと並んで全クラスでトップ
・体力(手札枚数)も非常に多いため、行動の選択肢が多い
・近接攻撃も可能だが、遠距離攻撃手段の方が豊富。
・範囲攻撃は全クラスでトップクラス。
・防御スキルは少ないが、回復スキルに長けており、自身を回復しながら前線に留まることができる
・鈍重で、移動力や行動速度には期待できず、移動が遅れると前線に復帰するのが大変。
・障害物設置や破壊が可能で、うまく使いこなせば強いし面白い。
・確定ダメージ攻撃は慣れれば非常に強力(装甲の固い敵にも、装甲を突破してダメージが入る)
・ただし、自分含む味方を巻き込んでダメージを与えてしまうスキルも多い。
・大地の元素との親和性が高く、自ら大地の元素を生み出し、また消費することで、攻撃範囲や威力などの向上が見込める
こういう人におすすめ:
・前衛は任せろ。
・沢山の敵を一気に巻き込んでマップ兵器攻撃したい。
・鈍重キャラが好き。
・タンクヒーラーがやりたい。
・元素システムも使ってみたい
・障害物を駆使した立ち回りをしてみたい
グルームヘイヴン日本語版 初期6クラスのおすすめは?
このゲームは敵の火力が激烈なので、後衛職だけで構成してクリアできるほど甘い難易度ではありません。
そのためある程度バランスを考えたパーティ構成にする必要があります。
また、初期クラスといえど癖が強いものが多いので、慣れるまでは楽しめないキャラクターもいるかもしれません。
そこで、色々な指標で各クラスを個人的に評価してみます。
パーティ構成の参考にどうぞ。
初心者向き度:
A:ブルート、スカウンダレル
B:ティンカラー
C:クラグハート
D:マインドシーフ、スペルウィーヴァー
初めてプレイする場合の使いやすさを並べてみました。
ブルート、スカウンダレル、ティンカラーはどれもわかりやすく、またHPもそれなりにあり、気軽に楽しめるクラスだと思います。
クラグハートはHPも体力(手札枚数)も高く脱落しづらいですが、移動力が低く周囲巻き込みもあるため、慣れないとやや使い方が難しいです。
マインドシーフ、スペルウィーヴァーはHPが最低の上、マインドシーフは接近しないと火力が出ず、スペルウィーヴァーは体力(手札枚数)も少ない、という欠点があり、下手にプレイするとあっさり脱落してしまいます。
タンク向き度:
A:ブルート、クラグハート
B:ティンカラー
C:スカウンダレル
D:マインドシーフ、スペルウィーヴァー
前線に留まって敵のターゲットになり、敵の攻撃を吸収する役割です。
敵の攻撃は大体誰かが受けなければならないので、低体力のクラスを守るためにも、どのパーティでも必須級の役割だと思います。
可能ならブルートかクラグハートのどちらかを入れたいところ。
これらの2職は、LVが上がるとアイテムの負の効果を打ち消すこともできるため、通常は攻撃にマイナス補正のかかる装甲付きの防具を装備することで、火力を維持しつつアイテムでダメージを軽減して前線に留まることが可能です。
ただし、正直高体力のこの2クラスですら厳しい位、敵の攻撃は激しいです。
その2クラスがダメなら、最低でもティンカラーかスカウンダレルは入れておきたい。
もし、マインドシーフとスペルウィーヴァーの最低体力2クラスで旅に出たパーティがいたら、その後どうなったかをぜひ見てみたいです(笑)
前衛火力向き度:
A:ブルート、マインドシーフ
B:スカウンダレル
C:クラグハート
D:スペルウィーヴァー、ティンカラー
前線で近接攻撃火力を出す役割です。
構成によっては必須ではありませんが、近接攻撃は遠距離攻撃より比較的火力が高いため、比較的早めに前線を押し上げることが可能です。
ただし、調子に乗って突っ込んで敵の集中砲火を浴びると、即脱落コースなので行動にはそれなりに注意が必要。
マインドシーフ以外はタンクと被っているので、前衛火力兼タンクになれます。
後衛火力向き度:
A:スペルウィーヴァー、
B:クラグハート、ティンカラー
C:スカウンダレル、マインドシーフ
D:ブルート
後方で遠距離攻撃火力を出す役割です。
前衛にまとわりついている敵はもちろんのこと、離れた場所の敵の体力を削るのも重要。
遠距離攻撃は、一撃の火力が思ったより高くないため、活躍するには工夫が必要。
近接高火力の敵や近接反撃持ちの敵と戦う際にはかなり重要。
瞬間最大単体火力度:
A:スカウンダレル、
B:ブルート、マインドシーフ
C:スペルウィーヴァー、クラグハート
D:ティンカラー
一撃で単体に大火力を叩き出す性能の高いクラスです。
継続力はありませんが、ボスや固い敵相手にするときに一撃必殺の大ダメージで活躍できます。
近接職は基本瞬間火力も高く、特に条件付き特攻を持つスカウンダレルが断トツトップ。
遠距離系は攻撃を当てやすい分、基本的に瞬間火力は低めに設定されています。
ヒーラー向き度:
A:ティンカラー
B:スペルウィーヴァー、クラグハート
C:マインドシーフ
D:ブルート、スカウンダレル
他のキャラクターを回復する非常に重要な役割です。
このゲームでは、敵の火力が容赦ないため、HPはガンガン削られていき、ヒーラー活躍の場は多いです。
自身をヒールするスキルは全員が持っていますが、他のキャラクターをヒールしたいなら、ティンカラー、スペルウィーヴァー、クラグハートを使いましょう。
サポート向き度:
A:ティンカラー
B:スペルウィーヴァー
C:クラグハート
D:ブルート、スカウンダレル、マインドシーフ
他のキャラクターを強化してサポートする役割です。
ヒーラーと分けてみましたが、向いているクラスの傾向は大体同じですね。
必須の役割ではありませんが、状況に応じて補助スキルを使うことで、非常に効果的に戦うことができます。
搦め手攻撃向き度:
A:マインドシーフ
B:ティンカラー、クラグハート、スカウンダレル
C:スペルウィーヴァー
D:ブルート
正攻法の火力だけでは戦えない敵との戦闘で、火力を出すための搦め手攻撃に優れた役割です。
状態異常攻撃や確定スプラッシュダメージ、罠攻撃などで通常攻撃以外で火力を出していくことになります。
必須の役割ではありませんが、こういうクラスがいないとキツイ戦闘に遭遇することも多いと思います。
宝箱取得向き度:
A:スカウンダレル
B:スペルウィーヴァー
C:マインドシーフ、ブルート
D:クラグハート、ティンカラー
シナリオに登場する宝箱の取得しやすさです。
必須の役割ではありませんが、折角なら登場した宝箱は取り逃したくないところ。
機動力が非常に高く略取能力も高いスカウンダレルが最も得意ですが、スペルウィーヴァーも特定のカードをデッキに入れれば容易に宝箱を取得出来ます。
元素システム向き度:
A:スペルウィーヴァー
B:クラグハート
C:マインドシーフ
D:ブルート、スカウンダレル、ティンカラー
元素のシステムを使うことを得意とする役割です。
6種類の元素を生み出し、消費し、特殊な追加効果を得ることができます。
自己消費のためはもちろん、仲間との連携にも重要ですし、実は搦め手になることも。
そこまで意識しなくても問題ない元素システムですが、うまく使えばスキルの効果がワンランク上になりますし、折角のシステムなので使ったほうが楽しめます。
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以上、グルームヘイヴンの初期6クラスの紹介でした。
ちなみにどのキャラクターも最初は思うようにプレイできないと思います。
私もそうでしたが、思ったより強くないかもなーと思うこともあるでしょう。
しかし、レベルが上がり徐々にやれることが増え、またキャラクター毎の特徴やカードの使い方がわかってくると、俄然面白さが加速します。
また、特典開放によるキャラクター強化で、攻撃補正デッキが強化されていくと目に見えて強さがわかるようになってくると思います。
自分のプレイスタイルを確立するためにも、まずは2,3シナリオ使い続けてみましょう。
参考になれば幸いです。
また気になる点あれば追記してみます。
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