謎解きゲームにハマっており「アリスと謎とくらやみの物語」を最近購入してプレイしたのですが、他にはない感覚でかなり新鮮に楽しめました。
ということで今回はLINEを使った新感覚な謎解きボードゲーム「アリスと謎とくらやみの物語」の紹介とレビューになります。
謎解きゲームなのでネタバレは避けています。ご了承ください。
↓予想以上にしっかりした内容で新感覚な謎解きボードゲーム
新感覚謎解きボードゲーム「アリスと謎とくらやみの物語」紹介
このゲームの新感覚な点。
それはスマフォのLINEを使ってプレイする点です。
ということでLINEを入れていないとかガラケーユーザは残念ながらプレイできません。
LINEを使ってゲーム内のアリスと会話してアリスの冒険を助けてあげる、という非常に不思議なゲームになっています。
こういう表現をすると元も子もないですが、相手はLINEのチャットボットになっており、特定のキーワードをLINEで入力するとそれ反応して、先に進めたりアイテムを入手出来たりするという仕掛けです。
色々な単語に反応するようになっているので、適当に話しかけてみるというのも楽しさの1つです。
↓パッケージが中々印象的。アリスと謎と暗闇と・・・
アリスの物語は全部で4章あり、1章から始まります。
場にタイルを配置して行くと、絵本のように世界が徐々に出来上がり、アリスの物語が徐々に先に進むように出来ています。
この辺の謎解きと物語が進んでいるというプレイ感は、他の謎解きゲームには無い、このゲームの非常に魅力的なポイントの1つですね。
プレイ人数は特に制限は無いですが、こういう謎解きゲームでは謎を囲んでプレイする必要があります。
快適にプレイできる最大人数が大体6人位です。
そういうわけで公式では1~6人になっていますが、別に7人以上でもプレイしようと思えばできるでしょう。
プレイ時間はスムーズに進んで大体3~4時間程度でしょうか。
謎解きゲームとしてはオーソドックスなプレイ時間だと思います。
謎解き難易度は初級~中級位という印象。
解きやすい謎から中々ひねりを効かせた謎まで色々入っており、簡単にクリア出来たとはならないです。
私は複数人でプレイしてそれなりにスムーズにクリア出来ましたが、1人プレイでで全部を閃くのは中々難しいと思いますね。
ただ、いらだたしいほどわけのわからない難易度の高い謎というのはありませんでした。
謎解きゲームなのでネタバレにより1度しか遊べないですが、物理的に1度しか遊べないということはありません。
コンポーネントを傷つけるような謎は入っていないので、数か月後とか忘れた頃に再度プレイするようなことは普通に可能です。
ちなみにデザイナーは日本の方なので和製ボードゲームということになります。
海外のボードゲームと比べると、和製のボードゲームはまだ劣っているとみられがちですが、このゲームに関して言えば全くそんなことはありません。
クオリティは安っぽさも全く無く、海外ボードゲームに全く引けを取らないレベルで作りこまれています。
まぁ、パッケージデザインは確かに日本っぽい感じはしますかね(笑)
新感覚謎解きボードゲーム「アリスと謎とくらやみの物語」レビュー
このゲームの評価は5点満点で5点です。
LINEを使った新感覚なボードゲームという点が個人的には新鮮だったのと、謎の構成や演出がかなり工夫されているのが高評価のポイント。
他の謎解きゲームで似たようなシステムを導入しているゲームは私の知る限りではありません。
謎のクオリティもかなり高く、しっかり作りこまれていると感じました。
理不尽さを感じるものも無く、どれも納得感がある謎ばかりです。
謎の難易度も簡単なものから中々歯ごたえのある考えるものまで複数あり、非常にバランスが良いですね。
他の謎解きゲームにはあまりない、物語がある点も良かったです。
謎だけ解いて終わりで物語はオマケという謎解きゲームは多いですが、このゲームはアリスの世界でアリスの物語と一緒に話が進んでいきます。
こういう点は謎解きガチ勢だけでは無く、女性や子供にもウケが良いポイントになっていると思います。
また、謎解きゲームにはほぼ必須になってきた感のある、1度きりのサプライズな演出も幾つか入っています。
一緒にプレイしたメンバー一同「おぉぉ!」って声を上げて驚いてました。
このゲームのサプライズは良く考えたと非常に感心するほどです。
これは是非プレイしてみてのお楽しみということで(笑)
アリスと謎とくらやみの物語、しっかりつくりこまれた謎解きゲームでおすすめです。
他の謎解きゲームに比べても、値段の割にはコスパ十分だと思います。
気になる方は是非プレイしてみてください。
↓しっかりした内容で新感覚な謎解きボードゲーム