この記事では、ドミニオンの超初心者に向けに、簡単なコツや勝ち方、楽しみ方を紹介します。
かなり基本的な内容なので本当に初心者向けなのですが、ドミニオンを始めたばかりだけれど勝ちたいって人は是非読んでみてください。
楽しくゲームしたいですが、対戦ゲームですし折角なので勝ちたいですよね。
これから紹介するコツを意識してプレイするだけで、同じドミニオン初心者同士の対戦では確実に勝率を上げられるでしょう。
↓ドミニオン基本セットの第二版。第一版から弱いカードが軒並み削除された。
↓ドミニオン拡張第一弾。強力でやや複雑なアクションが増えた。
ドミニオン初心者向けのコツと勝ち方
これから紹介するのは、初心者に向けた内容ですので、例外もありますが、大体のケースで当てはまると思います。
少なくとも私が初心者でプレイしていた頃にこれらの情報を知っていれば、もっと勝率を上げられたと今でも思います。
ちなみに、中級者以降の人向けのガチで勝つための戦略は、別記事で紹介しているので良かったら参考にどうぞ。
そっちで紹介しているのは、本当に勝つための効率しか考えない戦略なので、初心者がやるとゲームが詰まらなくなるかもしれません。
これから紹介する内容の例外となるのは、特定の「戦略」を取る場合です。
例えば「銀貨デッキ」を作るために、コスト度外視で銀貨を集める場合など。
そういう意識して特定のコンセプトのデッキを構築する場合には、当然これから紹介するコツは当てはまりません。
ただし、そういうプレイをする人は初心者だと私は思いませんが・・・
ドミニオン超初心者向けのコツ
ドミニオンのコツ『購入フェイズでは買える最大コストのカードを買おう』
8金溜まったら「属州」を買いましょう。
7・6金溜まったら「金貨」を買いましょう。
5金溜まったら5コストのアクションを買いましょう。
これがドミニオンのコツ、初歩の初です。
これは大体のケースで当てはまります。
(4金の場合だけ例外で、3コストのカードを買った方が良いケースも多いです)
初心者はそれぞれのカードがどれ位強いのか良くわからないかもしれませんが、カードのコストが違うのは当然カードパワーが違うと製作者が考えているためです。
なので、6金溜まっているのに、金貨では無く5コストのカードを購入するのは、かなりのケースで悪い選択になります。
ちなみに私のドミニオン初プレイでは、5コスト溜まっていたのに「市場」ではなく3コストの「銀貨」を買ってしまいました。
記念すべきドミニオン第一戦は敗北したのを覚えています。
ドミニオンのコツ『財宝カードを買おう』
このゲームはアクションカードを使うのが楽しいのですが、財宝カードが無いと、何も買えません。
なので財宝カードは多めに買うように意識しましょう。
3金、6金溜まった場合、アクションカードでは無く、最初は銀貨、金貨を買うようにしましょう。
特に銀貨は3金と他のアクションと被りやすいのですが、意識して買った方が良いです。
イメージとしては3金溜まった場合の2回に1回は銀貨を買う位でしょうか。
「銀貨」を買うことで「金貨」を買えるようになり、「金貨」を買うことで最高勝利点である「属州」を買えるようになるというのが、ドミニオンのオーソドックスな流れです。
何か勝てないな、良いもの買えないな、と思う場合、デッキ内の銀貨・金貨が不足している可能性が圧倒的に高いです。
6金溜まったら、アクションでは無く取りあえず「金貨」を買っておきましょう。
3金溜まったら、アクションカードも良いのですが「銀貨」も多めに買っておきましょう。
ドミニオンのコツ『銅貨、屋敷は購入しない』
財宝カードを買いましょうと書きましたが、例外は「銅貨」です。
「銅貨」の購入は大体のケースでマイナスになります。
デッキが銅貨で圧迫され、デッキ密度が銅貨で薄まるためです。
折角購入した5コストや6コストの強力なカードが、0コストの銅貨のせいで引きづらくなります。
これは2コスト勝利点「屋敷」にも言えます。
2コスト溜まったからと言って「屋敷」を買うのはNGです。
序盤の屋敷購入は銅貨購入より悪いです。
良く初心者でやるのが+購入が余ったので銅貨買ってしまうことですが、やめましょう。
他の初心者が買おうとしてたら、「なるほど!」とか同意するフリをして、そっとしておきましょう(笑)
相手を攻撃するアタックカードの中には、「銅貨」を相手に獲得させる効果が付いているものもあります。
如何に銅貨が邪魔なカードになるかがわかるでしょう。
ドミニオンのコツ『+購入は大体使わない』
カードについている+購入という効果は、オマケだと考えましょう。
全カード能力の中で、恐らく最も価値が低いのがこの+購入です。
+購入の代表ともいえるアクション「木こり」が基本セットの第二版では不採用になっています。
理由は弱いからですね。
基本セットでの+購入なぞ、適当に使ったアクションに付いていることが多いです。
コストを2つにわけるのは、初心者がやりがちですが、やってはいけないプレイの1つです。
例えば、5コストあるのに2コスト+3コストのカードを買う人もいますが、これはNGです。
理由は銅貨購入と同じで、デッキ密度が薄まるからですね。
素直に5コストのカードを買いましょう。
大体のケースで、手札の5コストカード1枚の方が、手札の2コスト+3コストカード2枚より強いです。
6コストや8コストも同様です。
ただし初心者にとって+購入が最も輝くのが、+8金以上生み出したターンでしょう。
+16金あるのに1購入しか出来なかったら勿体ないです。
その場合は+購入に価値が出てくることになります。
ちなみに後半の拡張では、製作者が+購入の価値を上げたかったからなのか、+購入が付いているカードが少なくなり、意識して買う必要も出てきました。
ドミニオンのコツ『アクション〆カードを買い過ぎない』
アクション〆カードというのは「+アクション」の効果が付いていないアクションカードのことです。
例えば、「民兵」は1枚使ったら他のアクションを使えなくなるので、アクション〆カードです。
これらが手札で2枚以上被った場合、片方のカードしか使えません。
それはつまり、そのアクションカードを買うより「銀貨」を買っておいた方が、そのターンは得だったということです。
2枚被ったアクション〆の内、もし1枚が銀貨だったと仮定したらどうでしょうか?
5金、6金届いたんじゃないでしょうか?
先ほど書いた財宝カードを多めに買うというのはそういうことです。
ちなみにドミニオン基本セット第二版では、第一版のアクションカードが6枚削除されましたが、その内実に5枚がアクション〆カードです。
また、第二版ではアクションカードが7枚追加されましたが、その内5枚(1枚は運頼みですが)がアクション継続系カードになっています。
アクションが弱い弱い言われていた基本セットは、このように第二版でテコ入れが入っています。
ドミニオンのコツ『アクション継続カードは積極的に買う』
アクション継続系というのは+1アクション+1ドローなどが付いているカードです。
例えば「村」や「市場」です。
これは何枚手札に来ても無駄になることはほとんどないです。
ただし、アクション〆カードほどでは無いですが、アクション継続カードも買い過ぎは厳禁です。
何故なら、やはりそのカードの代わりに「銀貨」だったら?となるからです。
5コストの継続系カードは大体銀貨を上回るパワーを持っていることが多いので、幾ら買っても大体良いのですが、3,4コストのアクション継続系カードは、上手く使わないと弱くて銀貨の方が強いとなる場合も多いです。
初心者は「村」連発コンボが楽しすぎて「村」を買いまくり、「村」を6連発位した後に、肝心の手元のお金は3金しかないという残念な事態も発生します。
この状態を通称「ドヤ顔ヴィレッジ」と言います。
5コスト以上のアクション継続カードは、幾らでも買いましょう。
「市場」「研究所」「祝祭」などです。
4コスト以下のアクション継続カードは、やや様子を見て買いましょう。
「密猟者」のような+金を生み出すタイプは使いやすいです。
逆に「先駆者」のような補助系能力しかないタイプは銀貨の方が便利なことが多いです。
ドミニオンのコツ『ゲーム終盤は、屋敷や公領も買う』
かなり重要なコツを忘れていました。
ゲーム終盤だと思ったら、5,6金溜まったら公領も買いましょう。
同様に屋敷を買うのも視野に入れましょう。
このゲームは何も考えずにプレイしていると、大体が各プレイヤーに均等に属州が行きわたります。
これだとただのドローゲームです。
そこで重要なのが3点の「公領」になります。
終盤に5,6コストで金貨や強いアクションを買ったとしても、せいぜい使ったとして1回、下手すると1回も使わずにゲームが終わります。
なので、属州に届かないときは、他の勝利点を意識して買い占めましょう。
公領2枚買えば属州1枚分の点数です。これは決して小さくない。
1,2点の差で勝てることが多くなること間違いなしです。
--------
以上、超初心者向けの勝つためのコツでした。
書く前はもっと色々あった気がするのですが、これ位にまとまりました(笑)
特にコツ1~3を初心者には意識して欲しいですね。
また思い出したら追記します。
以下、初心者向けの、多少踏み込んだコツに続きます。
↓マッタリ拡張。初心者に最もおすすめ。カードパワーもそれなりに高い。
ドミニオン脱初心者向けのコツ
ドミニオンのコツ『カード破棄(デッキ圧縮)しよう』
このゲームの強力な戦術の1つに「デッキ圧縮」というのがあります。
弱いカードをデッキから除外することで、デッキのパワー密度を上げる方法です。
これをやるやらない、知ってる知ってないで勝率が大きく変わってくると言っても過言ではありません。
初心者だと言いながら、これをさりげなくやっているプレイヤーは、初心者では無いと考えたほうがよいでしょう。
普通初心者はまず圧縮という概念に気付かないと思います。
基本セットに入っている「礼拝堂」は、最もオーソドックスで最も有名な圧縮カードになります。
最初から入っている「屋敷」や「銅貨」をこのカードで2,3回破棄してみましょう。
何度カードドローしても、強力なカードしか手札に来なくなることに、すぐに気付くと思います。
自分の手番の手札には、通常5枚しかカードはありません。
そのうちの2枚が屋敷なのか、銀貨なのかで、そのターン大きくやれることが変わってくることは誰もがわかるでしょう。
勿論圧縮しないプレイでも然何度か「属州」を購入するチャンスはあります。
ただ、「属州」購入すると次の手札は弱いカードまみれで、次に「属州」を購入できるのは更に先になることが多いです。
一方圧縮プレイする方は、一度「属州」を購入しても次の手札も比較的良いものが来て、連続して「属州」を購入できることが多いでしょう。
こういう風に圧縮有無でデッキの安定感が全然違います。
また、アクションカードの「改築」や「鉱山」もデッキ圧縮相当になります。
改築は弱い「屋敷」を4コストの使えるカードに変えることが出来ます。
鉱山も弱い銅貨を銀貨に、銀貨を金貨に変えることが出来ます。
どちらもある意味デッキを圧縮(強化)していることになります。
ちなみにこのデッキ圧縮という概念は、基本セットの「礼拝堂」が超強力過ぎたため、以降の拡張では破棄系カードの効果は控え気味になっています(笑)
後にも先にも、全拡張の中で圧縮率NO1を誇るアクションカードは「礼拝堂」になります。
たった2コストのカードですが、わかっている人たち同士の対戦だと、「礼拝堂」が場にある場合は、このカードを買わないとまず勝てません。
圧縮は、それ位強力な効果になります。
(「帝国」で更なるインチキ圧縮カードが登場しましたが・・・)
幾つかの拡張で優秀な圧縮カードを紹介します。
1枚は入れておいて損はないカードになります。
基本セット第二版の優秀な圧縮カード:
礼拝堂
キングオブ圧縮カード。
ドミニオン全拡張の中でNo1の圧縮率を誇る。
(ついに帝国のイベントカード「寄付」にその座を譲ってしまったが、アクションカードでは未だNo1)
このカードが強すぎたせいで、以降の拡張では2枚破棄とかショボイ破棄効果のカードが増えた。
このカードがある場では、このカードを買わないとまず勝てない、2コスト屈指の最強カード。
改築
初代圧縮強化カード。
シンプルだが優良な1枚。
このカードで序盤に屋敷を全て銀貨に出来ると良い感じ。
終盤にも、銀貨→公領、金貨→属州、という強力なコンボが可能。
金貸し
地味に優秀な銅貨圧縮カード。
個人的に好き。
銅貨破棄からの+3金で、良い感じに序盤のデッキ作りに貢献する。
衛兵
基本セット第二版から追加。
序盤中盤のデッキ圧縮に貢献し、更に圧縮後の中盤以降も腐らない優秀な補助カード。
デッキに2枚位入れておくと良い感じになる。
拡張「陰謀」の優秀な圧縮カード:
仮面舞踏会
全拡張の3コストカードの中でもかなり優秀なカードの1つ。
自分の手札破棄と相手へのアタック、更に+2ドロー付き。
圧縮効果はさほどではないが、トータルで強力。
執事
全拡張の3コストカードの中でもかなり優秀な1枚。
状況に応じた柔軟性があり、序盤から終盤まで使える。
+2金や+2ドローを選びたくなるが、序盤は我慢して2枚破棄を選択しよう。
その我慢が勝利をもたらします。
たった2枚だが、如何に破棄が強いかわかるはず。
拡張「海辺」の優秀な破棄カード:
大使
3コストの優秀なカードの1つ。
2枚破棄可能で相手への圧迫アタックも可能。
地味なカードに見えて、使ってわかる強力な効果。
島
勝利点兼圧縮カード。
優秀とまではいかないが、個人的に好きな良カードの1つ。
他の勝利点をガンガン島流しに出来れば中々強い。
拡張「繁栄」の優秀な破棄カード:
司教
破棄効果が優秀なのではなく、戦略性の高い破棄カードという1枚。
圧縮目的メインでは無く、戦略上採用する。
使い方の難しいが、属州破棄からの属州購入などで上手く使うとかなり強力なカード。
拡張
優秀とまではいかないが、良カード。
+3コスト可能なのはかなり強いのだが、如何せん7コストなので相応の強さと言ったところ。
拡張「収穫祭」の優秀な破棄カード:
再建
初代の改築の流れを汲む圧縮強化系カードの中で最も強力な1枚。
4コストカード屈指の強カード。
2枚破棄では無く、2枚強化という点が強力。
序盤で屋敷を2枚銀貨に出来れば、かなり順調な序盤になる。
拡張「ギルド」の優秀な破棄カード:
肉屋
+コイントークン系カードが他にあればかなり強力。
5コストをガンガン8コスト化して属州の大量獲得が可能。
--------
以下、初心者向けコツ続きます。
↓脱初心者位の人におすすめの拡張。使い方がやや難しいが、使いこなしがいのあるカードが多い。
ドミニオンのコツ『強烈なアタックカードを使おう』
このゲームには反則レベルの強力なアタックカードが幾つか存在します。
逆に弱いジャブレベルのアタックカードも存在します。
強いアタックカードを若干多めに使ってみましょう。
相手のプレイをかなり停滞させることが出来るはずです。
結果、相対的に自分のアドバンテージになります。
どれくらいキツイ妨害かは、逆に使われればわかると思います(笑)
いくつかの拡張で優秀なアタックカードを紹介します。
どれも相手へのアタック効果は強烈で、かつ自分へのメリットもそれなりに大きいカードになります。
ここで紹介してないアタックカードは、アタックや自分へのメリットがイマイチなカードです。
使ってみるのは勿論楽しいですが、勝つためには優先度が低い選択肢になります。
基本セット第二版の優秀なアタックカード:
民兵
基本セット4コストで唯一の良アタックカード。
手札3枚化されて弱いわけがない。
入れすぎは厳禁だが、取りあえず使っておけば強い。
+2金も付いており、自分へのメリットも十分。
魔女
初代呪いアタックのカード。
呪いは超強力なアタックの1つで当然このカードも強力。
一方的に打てる展開だと、まず負けないゲームになる。
このカードがある場合は、買わないと勝てないカードの1種。
山賊
基本セット第二版から登場。
相手への財宝破棄アタックに加え、何と自分は金貨を獲得するというチート級の能力。
使い続けていれば、自分のデッキは金貨まみれ、相手のデッキからはドンドン金貨や銀貨が無くなっていく。
ということで、これも買わないと勝てないカードの1種。
拡張「陰謀」の優秀なアタックカード:
詐欺師
陰謀極悪アタック3兄弟の末っ子。
相手の山札1枚を同コストの別カードに変化させるアタック。
このカードの効果で、相手の銅貨は呪いに、強力なアクションは弱いアクションに変わって行く。
更に自分は+2金なので自分へのメリットも十分。
破棄で紹介したカードもそうですが、陰謀は3コスト帯に優秀なカードが多いですね。
寵臣
陰謀極悪アタック3兄弟の次男。
陰謀最強のカード。
手札4枚引き直し、というアタックが可能なのは後にも先にもこのカードだけ。
先の民兵と比べると、好きなカードを捨てさせるのではなく、強制引き直しという効果が強く、ダメージが大きい。
また、自分へのプラス効果もかなり強く、このカード1枚でシングルカードエンジンという戦略が可能。
拷問人
陰謀極悪アタック3兄弟の長男。
アタック効果だけなら次男より上。
呪いアタック、もしくは、手札2枚捨てさせる、という強力な2択を迫ることが可能。
枚数制限無く手札を捨てさせるアタックは、後にも先にもこのカードだけ・・・な気がする。
更に自分へのプラス効果も4コスト相当とインチキレベルの強さ。
強すぎる上に使い方も難しくないため、初心者におすすめ。
拡張「海辺」の優秀なアタックカード:
大使
圧縮兼アタックということでかなり優秀。
地味ながら使えばわかるその強さ。
巾着切り
こちらも序盤の良アタックカード。
使っていると相手は良い感じに5,6コストに届かなくなる。
海のヨウバ
呪いアタックが強いためこのカードも強い。
が、自分へのメリットが皆無のため強力とまではいかない良アタック。
海賊船
2人プレイだと微妙。多人数プレイだと猛威を振るうカード。
相手の財宝を捨てさせ続けて最終的には+6,7金を生み出す海賊船が誕生する。
ただし、下手に使用すると相手の銅貨圧縮を手伝うだけになるため注意。
幽霊船
手札を山札に戻させるという幽霊アタックの初代。
強すぎないアタックが多い海辺において、唯一極悪のアタック。
結果的に、2ターンにわたって、妨害が継続する。
拡張「錬金術」の優秀なアタックカード:
使い魔
手番を失わない系の呪いアタック。
使い魔だが効果は魔女より強い(笑)
2,3枚入れてガンガン相手デッキを呪いまみれにしよう。
拡張「繁栄」の優秀なアタックカード:
香具師
呪い+銅貨の強力なデッキ圧迫アタックカード。
ただし、アタックが無効になることもあるため、ほどほどの強さに落ち着く。
ならず者
民兵におまけがついて6コストになった。
アタックは言わずもがな、自分へのメリットも戦術級となった。
拡張「ギルド」の優秀なアタックカード:
予言者
呪いアタック+金貨獲得。
強すぎるため相手に+1ドローのおまけつき。
それでも強い。
----------
脱初心者のコツ、続きます。
↓ドミニオンの規模が一回り大きくなる拡張。脱初心者位のプレイヤー向け。
ドミニオンのコツ『特殊勝利点カードを使おう』
このゲームには、特殊勝利点カード、なるものが幾つか存在します。
ここでいう特殊勝利点とは、「大広間」や「貴族」みたいな勝利点付きアクション・財宝ではなく、「庭園」のように純粋な勝利点だが点数の計算が特殊なカードのことを言っています。
それらは1枚1枚が戦略級の強さを持っており、上手く使った場合、相手から何も妨害されなければ、まず勝てるカードとなります。
初心者はアクションが好きなので、特殊勝利点を買いたがらないですが、それらの使い方を知っておいて損はありません。
試しに一度使ってみてください。
予想以上のその強さに驚くと思います。
プレイ人数の影響も受けますね。
他のプレイヤーが獲得可能な属州の平均数が少ない、多人数プレイの方が輝きます。
妨害方法はいずれのカードも共通で、その特殊勝利点を購入すること。
全枚数一人で買えるのか、2,3枚買われてしまうのかで、最終勝利点にかなり影響します。
各拡張の特殊勝利点カードを紹介します。
何れも強力なカードです。
基本セット第二版の特殊勝利点カード:
庭園
初代特殊勝利点カード。
デッキ枚数10枚で1点。
使い方は簡単で、+購入や獲得系のカードを用いて、銅貨獲得などでガンガンデッキを膨らませれば良い。
これのお陰で+購入は価値を得ました。
庭園1枚が6点以上になることもザラ。
4コストなので、工房などの獲得系アクションで獲得できるのも強い。
4コストで属州と同じかそれ以上になるのだから、当然強い。
銅貨獲得などのデメリット効果も、このカードならメリットになる。
このカードは、ドミニオンはただ属州を買えば勝てるというものでは無い、ということを気付かせてくれる。
ドミニオンというゲームの奥深さを感じさせてくれた1枚。
拡張「陰謀」の特殊勝利点カード:
公爵
公領1枚で1点。
公領・公爵デッキだけを狙ったデッキは普通に強力。
ただし、公領は通常プレイで他のプレイヤーも狙うことが多いため、公領が買われてしまうことで公爵の価値が下がり、結果ほどほどの特殊勝利点に落ち着くことが多い。
個人的な使用感だと属州も何枚かかわないと勝てない点数になることが多い。
5コスト以下カードを獲得する系のアクションがあれば、それらと一緒に使うことでかなり購入を加速できる。
拡張「錬金術」の特殊勝利点カード:
ブドウ園
アクション枚数で勝利点が変わるカード。
アクションデッキは普通にそれだけで強いため、当然このカードも強い。
安いアクション継続系カードを買いまくって入れるだけで、最終的には1枚で10勝利点などにもなる。
欠点はこのカードのコストが1ポーションと安すぎることで、安すぎて逆に買いづらい。
拡張「収穫祭」の特殊勝利点カード:
品評会
デッキのカード5種類で2点。
場のカード種類には上限があるため、通常プレイならMAXで1枚6点。
デッキ内容はめちゃめちゃになるが、一度6点状態を作り出せれば、6コストで属州と同じ点数になるため強い。
イマイチなカードに見えて、上手く使うことでトップの属州買い逃げを阻止できるため、何かと戦略の中心にいるカード。
拡張「異郷」の特殊勝利点カード:
シルクロード
勝利点カード4枚で1点。
安い勝利点をガンガン買うことで価値がガンガン上がる。
属州を買わなくても、安い勝利点カードを買うことで相当な勝利点に育つ。
安い勝利点系カードが沢山ある場では更に価値が上がる。
庭園と並んでオーソドックスに強力な勝利点の1つ。
拡張「暗黒時代」の特殊勝利点カード:
封土
銀貨3枚で1勝利点。
銀貨デッキを作るならそのメインカード。
各拡張で銀貨を大量に獲得できるカードが増えてきたので、それらと一緒に使うとかなり良い点数になる。
銀貨を枯らす勢いで購入しまくろう。
逆にそれらのカードが無い状態で頑張ろうとすると、中々銀貨が集まらず、思ったより点数が延びない。
これを使うデッキは、銀貨枚数が凄いことになるので、勝利点を早くに買ったとしても普通に+6金とかに届くのが強い。
つい金貨や公領を買いたいと思ってしまうが、我慢してこのカードや銀貨を買おう。
自分が買わないと他の人が買えてしまうので、属州だけは買えるなら買っておいて損はない。
公領は相手との兼ね合いになる。
-------
以上、超長くなってしまいましたが、ドミニオン初心者向けのコツ紹介でした。
コツだけのつもりがカードレビューが楽しくなり過ぎて長くなってしました(笑)
初心者にとっては確実に役立つコツを載せたつもりです。
是非参考にして他の仲間に差をつけてみてください。
また何か良いコツを思い出したら追記します。
ちなみに、海外だとノクターンに続く拡張第12弾の発表があったみたいですね。
ドミニオンブームはまだまだ続きますね。
ファンとしてはかなり嬉しい限りです。
冒険・帝国は個人的にはイマイチでしたが、ノクターンはかなり面白い拡張なので、その流れのまま面白い拡張で出してほしいですね。
また、何れ翻訳して紹介したいと思います。
↓初心者騙しのカードが削除されて使い勝手の良いカードが増えた基本セット第二版
↓派手で強力なアクションが増えた拡張第一弾
↓マッタリした拡張第二弾。初心者に最もおすすめ。カードパワーもそれなりに高い。