有名ボードゲームで個人的おすすめボードゲームの1つ「カルカソンヌ」のレビューや戦略を書いていきたいと思います。
今回は「カルカソンヌ」をプレイする際、ノーマルルールより絶対に面白くなる、バリアントルール(特殊ルール)を紹介します。
説明書に記載されている通常ルールでしかプレイしたことが無い、って人は是非一度やってみて欲しいです。
カルカソンヌ 基本セット
カルカソンヌ おすすめボードゲームのバリアントルール紹介
私は基本的には、公式のノーマルルールではやらず、これから紹介するバリアントルールでプレイしています。
カルカソンヌのバリアントルール
いきなり海外のサイトのリンクになります。
HAL9000の「カルカソンヌバリアントルール紹介」
こんな感じで、無印カルカソンヌだけでも、実に10以上ものバリアントルールが存在します。
その中でも面白かったものを3つ紹介します。
バリアントルール①:
・各プレイヤー1つの「教会のあるタイル」を持ってスタート。
・タイルをめくる代わりにその教会タイルを置くことが出来る。
非常にシンプルな追加ルールですね。
教会のあるタイルは数枚ありますが、それをランダムに各プレイヤー1枚引いてスタートです。
前に紹介したように、「教会」は安定した得点源になります。
「道」ばかり引いているプレイヤーと、「教会」タイルを引けるプレイヤーだと、多分後者が勝ちます。
自分の経験でも「教会タイル」を沢山引けているプレイヤーは、安定して上位に入っています。
そういった、タイルの引きに偏りがあると、有利不利が運任せになりやすいので、それを是正するルールです。
こんな感じでノーマルルールに、ほんの少し工夫したルールを追加するだけで、より公平で楽しいゲームになります。
バリアントルール②:
・各プレイヤーはタイルを3つ引いて手札にする。
・自分のターンの時、手札から1枚場に出す。
・裏向きタイルを引いて手札を補充する。
バリアントの中で私がプレイした回数が最も多いルールです。
手札が常時3枚になるため、更に運要素が減り、柔軟に先を見据えてプレイが可能になります。
公式ルールだと紹介しても違和感が無いレベルで、完成されたルールだと思います。
私は初めてカルカソンヌをやる人相手でも、基本このルールでプレイしています。
ノーマルルールのように、1枚1枚めくってプレイだと、どうしてもタイルの配置は運要素が大きくなります。
「相乗り」や「妨害」に対しての防御手段を確保することも出来ません。
手札3枚あれば、このタイルは防御や妨害用に取っておく、などより戦略的なプレイが可能になります。
下手に使い道の無い全都市タイルなどでも、出さずに持ったままにしておけます。
ただ、補充はランダムなので、やはり運要素は強く、上手い人が常に勝てるわけではないのが良いですね。
運と実力が丁度良い位の文句なしにおススメバリアントです。
バリアントルール③:
・未完成の都市や道や教会は得点にならない。
他に紹介した2つと違い、かなり思い切ったバリアントルールです。
一般的なボードゲームのバリアントルールは、これ位な特殊ルールなイメージです。
小規模な道や都市が乱立するようになります。
タイルで妨害すれば、都市などはあっさり完成しなくなるので、邪魔し合いが基本になります(笑)
ただ、大きいサイズを狙わなくなるだけで、意外に細々と点数は入ります。
また、相対的に平地の価値が高くなり、そちらにコマが割かれることが多いです。
流石にこれは極端なルールなので、私も何度もプレイしたことは無いですが、通常ルールに慣れてきたらこんなルールで遊んでみるのも面白いと思います。
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以上、カルカソンヌのバリアントルールでした。
紹介した①と②はバリアントと言いつつ、正式なルールとしても全然問題ないと思います。
次回は、カルカソンヌの様々な拡張を紹介します。
大破壊をもたらす拡張やら、物理的に物を飛ばして戦う画期的な拡張など。
タイルをめくるというシンプルなルールのため、実に様々な種類の拡張が出ています。
カルカソンヌ 基本セット