☆注意です☆
このページは旅立ちから弔いまで詳細に書いております。
主に飼い主の覚書としてのぺージになります。
写真の掲載は生前のみです(そもそも旅立ち後はとっていませんが・・)
閲覧は自己責任でお願いします。
また飼い主への批判はご容赦ください。
旅立ち当日朝。
琥珀は給水ボトルのある暖突真下のケージ角に寝ていました。
便はなく、おしっこの跡が数か所ありました。濃い目のおしっこでした。
ゆっくり呼吸していて、私が呼びかけて手を伸ばすとフシュフシュいって針を立てました。
これが最後でした。
飼い主は仕事のためそのまま家をでました。
仕事から帰ってきたときしばらくはり部屋へは行きませんでした。
夜勤の準備もあったのですが。。。、なんとなく足が向かないというか・・。
17:50頃部屋へいき、ケージをのぞきました。
琥珀は朝と同じところにいました。少し針をたてて、目は開いていました。
一目見て「うそ・・・」と愕然としました。予感はあったんです。もう長くはいられないだろうと・・・。
すでに硬直していました。暖突のせいで体は暖かかったです。
呼吸もしておらず、口はがっちりとじていました。
びっくりするくらいの涙が出てきました。抱き上げて名前だけ呼んで・・・あとはあまり覚えていません。
一人でいっちゃった・・・・。
少し落ち着くと、おなかが便とおしっこで汚れていたので、お湯できれいに洗いました。
撫でていると少しずつ針がねていったような気がしました。
その時生前まったく触れられなかった足の肉球やおなかを触りました。みているだけしかできなかった尻尾も。。
下腹部が膨れているように思いましたが、便は最後まであったようです。
スマホで調べて、とりあえず箱に安置。冷却材で腹部を中心に冷却。
飼い主はすぐに夜勤でしたが、仮眠はできず(寝られない)、そのまま仕事へ。
本当はこの日に弔いの方法を考えなければいけないのですが、気が動転しているのと、涙が溢れすぎて何も行動はできませんでした。
夜勤をすませ帰り際いにお店でお花を購入。菊は好きではないので
少しカラフルなお花と白い綺麗なお花と。。
帰宅後箱にガーゼを敷き、琥珀をねかせて周りをはなでかざりまくりました。綺麗でした。
本当はミルワームがよかったのでしょうけど、ちょっとね・・・。それはさすがにね琥珀無理だよ。
色々な思いの中、避けて通れないのが弔いの方法です。亡くして悲しみいっぱいの時にこんなに行動しなければならないなんて
つらい。
実家の土地に埋葬・祖母方の山に埋葬・火葬・・・
飼い主は火葬を選びました。
幸いにも近くに3件ほどあり、お寺と共同?とか、永代供養?とか納骨堂完備とかいろいろありました。
しかし飼い主の願いは宗教などは関係なく、とりあえず手元に戻て来てほしいのが一番です。
ですので個別火葬・お骨取り上げできる・自宅へ持ち帰ることができるとこを選びました。
料金が安くて少々心配でしたが大丈夫でした。
しかしこの火葬してくださる所へ電話をするのがつらくて仕方がない。もう琥珀を触れなくなってしまうから。
あのとげとげ針もかわいい耳も尻尾も。すごくやわらかい肉球やおなかも。
すべてが自分の前から消えてしまうことがつらくて仕方ない。
2時間ほどかかってやっと電話しました。(12時前かな)
なくなったのが昨日であったことを話すと
「本日中がいいと思います。」とのこと。今日は仕事も終わりフリーであること伝えると
14時ごろ大丈夫ですよとのお返事でした。
13:20頃自宅を出ました。暖房は付けずに、ゆっくりと。ナビでメモリアルの場所はわかりましたが、
時間が早すぎていったん通り過ぎ、ゆっくり琥珀とドライブしました。海の見えるなだらかな道を楽しみながら。
いよいよ時間が迫りUターン。14時少し前に到着しました。
個別で1日3件のみ対応、ほかの方とは絶対に被らないのがモットーだそうです。
当然私と琥珀だけ。最初に琥珀を預け、体重測定(体重で料金が決まるシステム)などするとのことで
別室の待合に案内されました。そこは納骨?されている棚もあり、3年間はあずかってくれてそのあとは提携寺院の
きちんとした権利のある場所へ散骨してくださるシステムもあるようでした。
他のペットちゃんの名前の書いた札(正式名称が分からず・・)があり、ウサギの・・とか犬の・・とかたくさんのペットたちが
弔わてれいたようです。いつでも供養に訪れることができるようお線香なども置いてありました。
不思議とそこにいると気持ちも落ち着いてきて10分もなかったでしょうか。
「用意ができました」といわれ、別室へ案内されました。
琥珀は箱から出され、祭壇の前に安置されていました。半分ほどお布団みたいなお葬式の時に目にする独特のきらびやかな布
がかけてあり。眠っているようでした。
「お別れの気持ちが落ち着いたら呼び鈴を押してください」といわれ私と琥珀だけにしてくれました。
再び目がとろけるくらい泣きながら「ありがとう」とかいろいろ声掛けしながら
思う存分触りまくりました。この時間があるのはほんとよかったです。
気持ちも落ち着き呼び鈴を押す。
そしてそのあと焼香していないことにきづき慌てて焼香する飼い主。
火葬は石?れんが?のような大きな寝台のようでその中にこれまた同じ材質の小さな桶の形に琥珀は安置されました。
箱に入っていた花をすべて周りにおきました。
なんか燃え尽きてしまうものはよいそうですが、金属やプラスチックはダメなんだそうです。
確かにプラスチックはのこって骨にくっつきそうですし、金属もしかり。
花を置いているとき、メモリアルの方が少し話しかけてくださり、場が和みました。
大きいとレトリバーなどの大型犬からハムスターまで来られるようです。
ハリネズミちゃんもいたそうです。なるほどなるほど。ハムスターは小さい骨が少し残る程度なのだとか。
14:20過ぎ火葬へ。スイッチは飼い主が押すそうで、涙ながらに冥福を祈りました。
その後再度別室で待機。55分経った頃よぼれました。
まだ火葬あとの寝台は熱かったですが、お骨はとても綺麗に残っていました。真っ白で最後に見送った体勢のまま。
もう絶対これ琥珀だよね。ほかの動物じゃないと確信。←とても大事です。
(ペットの火葬はとてもトラブルが多く、全然違う動物の骨を渡されたり、最悪遺体のまま山中放棄とか・・)
メモリアルの方がここは足で、ここは肩甲骨で・・と説明してくださり、飼い主が拾いました。
「1000℃で焼いてますのでカビとかも生えませんよ。」
うんわかる。綺麗だもん。小さな骨なのによく残ったな。と感激すらしました。
そのあとメモリアルの方から
「納骨堂もあるけど、どうします?
永代供養とか・納骨堂とかで管理費をいただいているところも多いですが、うちはおこなっておりません。
どうしてもという方は少量の料金で納骨堂にお預かりしますが、3年をめどに○○寺(名前は伏せますね)の提携した権利のある土地に
散骨します。私としては本来土にかえるのが一番と思っていますので。」といわれました。
飼い主もそれは同じ考えでしたので
「連れて帰ります。もともと山というか土で生きている動物ですのでいずれ祖母の山に(のちのち弟かわたしのものになる)
返したいと思います」
とこたえ連れて帰ってきました。
火葬代・骨壺・袋で5500円でした。
本当に営利目的ではないボランティアみたいなお値段でびっくりしました。
あと私は絶対に琥珀を連れて帰りたかったので個別火葬は譲れなかった。絶対に琥珀だと確信の得られる対応でした
本当にありがとうございました。
というと
「合同火葬はおすすめしません。火葬の窯の管理をされている方が点検で時々回ってこられるのですがよくない話を聞きます。
個別でも飼い主さんでお骨あげができないところもあるようで、何ともいえないですよね。納骨堂や永代供養も飼い主さんがそれで落ち着くのでしたら構わないと思いますが、お金目的でされているところもあって。」
とお話しくださいました。もちろん私は納骨堂や永代供養を否定しません。もちろん合同火葬やメモリアルの方にてのお骨あげもいいと思います。悲しすぎてとても自分だけでは受け止めきれない、誰かと一緒がいいという方もおられるでしょうし。
人それぞれ考え方はあって当然です。どこに思いをおくのか自由です。
家の土地に埋葬するのもアリですし。
ということで16時まえくらいかな。琥珀は無事帰宅しました。
火葬したことで飼い主は気持ちの整理がつきました。本当に。
仕事だと仕事に集中しなければならないので、涙を出ないのですが、帰りの車に乗るとうるうるします。
火葬の翌日、飼い主は夜中に仕事が終わり車に乗っていると、目の前の夜空にシュッと流れ星が流れました。
「あ~ふたご座流星群が見れるっていってたなあ。でもあれ琥珀じゃない?」って勝手に琥珀だと思い込んでる飼い主です。
いまもこのブログを書きながらPCの横にティッシュペーパーの山がありどんどん大きくなっています。
おかしいな。目がとろけるほど泣いたのになあ。
少しずつ供養しながら、気持ちが落ち着くのを待ちたい思います。
ほんとにありがとう琥珀。
また会えるよね。
夢でもいいから出てきてください
ティッシュ抱えて待ってます!(泣いて鼻水垂れるから必須)