バレンタインデーは、日本チョコレート協会が作り上げた
イベントであることは周知の事実である。
クリスマスのフライドチキンもチキンで有名な会社が
パーティー気分を盛り上げるアイテムとして、チキンの盛り合わせを提案したに過ぎない。
共に日本のトップ会社の頭のいい人のアイデアをマスコミを通じてうまく宣伝したことがここまで定着した要因だろう。
チョコレートの会社はこの1回のイベントで年間の3割を売る。
チキンの会社はクリスマスイブ1日で1ヶ月分の売上を上げる。
ここまで習慣として定着すれば、そのことに疑問を持つ人間はいない。
ちなみにアメリカのクリスマスイブのチキンの会社は忙しくはない。
皆、自宅で七面鳥を焼くからだ。
フライドチキンで代用しようとするものはいない。
今年の節分の「恵方巻き」もまさに記念日のアイテムとして
全国的に普及する予感だ。
豆まきは隣近所の手前、あまり夜中に大声を出してやるのは如何なものか。
しかし、太巻き食いはインドアだ。
隣近所に迷惑をかけることなく出来る。
費用も手ごろだ。何やら縁起もいいらしい。
風習も習慣も知らず、ただ踊らされている一般大衆。
大学時代、関西出身の同級生が
節分は太巻きを食うという習慣があると聞いて
マイナーな習慣と一蹴した。
それが今年はこうだ。
業界にひとり頭のいい人がいて、
お金をうまく使ってマスコミを操作すれば
記念日や風習・習慣などものの見事に作り上げることができる。
パチンコ業界はたしか「ファン感謝デー」みたいなイベントが
あったような気がする。
でもそれは一体いつなのか思い出せない。
イベントもホールに遊びに来た人を対象にしたもので
外からの不特定多数の人間にアピールするイベントではない。
こんなイベントで顧客が増えることはない。
あくまでもパチンコ・パチスロはギャンブルでなく、
エンターテイメントだと言い切るならば、それ相当なイベントを
仕掛けるもの業界活性化のひとつであろう。
ただそこには18歳未満が遊戯できないという法律がある。
誰でもが参加できるイベントだと支障がある。
でも大人しか参加できないイベントがひとつぐらいあっても
いいのではないだろうか。
なんでもかんでも子供を巻き込んだイベントなんて
もううんざりだ。
(別にバレンタインデーを前にして嫉妬しているわけではないぞ。)