この夏の皆の感想が集まり始めました。その一部をダイジェストで・・・。
本当にみんな良い子です!
Kさん(大1・OG)
ジュニアオケの子供たちの真剣な態度は、たくさんの人の心を動かす力があるのだと思います。
そして、この「ジュニアオケの子供たち」が「宮古島のこどもたち」となるための、良い働きができる大人になろうと思いました。
大学生になって、私は宮古島出身であること、そして宮古島ジュニアオーケストラの団員であったことが私の中で確かな誇りになっていることに気づきました。
私には支えて下さる方々がいること、ともに真剣に頑張った仲間がいること、頼もしい後輩がいることが、私の心の支えとなっています。
私が宮古島が大好きな理由が、奇跡のようなありがたい出会いをさせてもらったことであるように、本当に素晴らしい経験をさせてもらったこのジュニアオケが大好きです。
Aさん(大1)
今回のシーズンでまず一番今までと違うところは、先生がもうごまかさずに、私と本当に向き合ってくれたということです。
私の逃げていたものを、呆れずにずっと私の目の前につきつけ続けてくれたことです。
それで、やはり私にとってはとても苦しいことで、自分の甘さもしっかりと確認することができました。
今までから変わるにはそれは本当に必要なことで、今では本当に感謝しています。
Mさん(高3)
ずれそうになると、智美先生やあきねーねーが「おりゃ!」って弾きだして、それから自分は気が付いたから、役に立ってないなあと思った。
東京公演がおわったあと、より良いジュニアオーケストラにするために自分は何をすることができるか悩みました。
東京公演がおわってから最初のレッスンで天野先生にそう話しました。
すると先生に、
「周りを気にしたり遠慮したりしないでもっと自分をだしてごらん。」
と言われたので、次の合奏練習ではちょっととんがってやりました。
そうしたら楽しくて、私は本当は自分を抑えつけてたんだと気づきました。
Sくん(高3)
ゲンタさんとリハーサルでカノンを弾いたとき、涙が出そうになった。
Dちゃん(中1)
観客が泣いていた。凄いね。
やっぱ、バイオリン大好きだから、できるところまでやっていこうと思う。
小学生のころと違って、音で感情表現ができたと思います。
楽しい音とか悲しい音とか。
今まで思ってきたことを、みんなに音で伝えられる。
Kちゃん(小6)
Kねーねーに褒められて泣いた。
帰りの車の中でも自然と涙が出てきた。
「小学校6年生でこんなにできるんだったら、私ももっと頑張れる!」ってKネーネーが言ってくれた。
天野先生にみぞおちパンチがいっぱいできたからよかった。
天野先生の弱点がわかった。
Kちゃんのお母さん
コンサートが終わって合奏練習を見学するという日曜日の楽しみはなくなったなあ。
先生の合奏指導を子どもたちがどう受け止めるかが楽しみ。
それが舞台に現れるところが本番の楽しみ。
舞台では自分でなんとかしないとならないから。
Aちゃん(小6)のお母さん
コンサートの回数を重ねるたびに表情が明るくなる。
それを見ているのが愉しい。
家で練習しているのを家事をしながら「それ違うんじゃない」と注文する。
それが愉しい。
そういう家庭でのコミュニュケーションのツールとしてバイオリンが役立っている。
Tくん(小3)
みんなテンポが速い曲を弾いていたのに、難しい顔でなくて、余裕の顔で弾いていた。練習しているからだなと思った。
東京でなくても、どこでもいいから、宮古以外の所で演奏したい!
マティダは嫌いではないけど、響きが無かったからちゃんとしたホールで弾きたい!
Hちゃん(小2)
今度はフィガロが弾きたい!
つぎってコンサートはいつか?
美登里先生(30?才・OG)
チャイセレはもう何回も本番で演奏している曲ですが、聴き慣れることはありません。
それはみんなが弾き慣れることがないからでしょう。
曲に対する理解が深まり、アンサンブルの怖さも孕んだ絶対的な信頼の上で成り立つ駆け引き、本番の醍醐味・・・経験を重ねることで個人の出来ることが増え、一人ひとりの占める割合がどんどん大きくなり、ますます濃い、でもよりシンプルで全体が見渡せるような演奏になっていて、演奏者に対して羨ましくもあり、自分がそこに弦楽器で参加できたらどんなに楽しいだろうかと思わされる演奏でした。