「社員旅行に行きたくない」に続いて、
念力シリーズその2🙄
仲のいい友人たちと4人で、
10日間前後の海外旅行のツアーに
申し込んだ時のことです。
もともと仕事は「絶対に大丈夫!」な
スケジュールで決めていたのですが、
担当していたクライアント先の納期が
その時に限って5日くらい、
遅れることになりました。
それは出発の3日ほど前のことです。
どうしても旅行中にかかります……。
そしてそれは、納期後すぐに対応しないと
いけない案件だったので、まずは社長に
旅行中のフォローをお願いしてみましたが
「自分の仕事は自分で」と却下🥲
結局、たくさんの案件を抱えて悩んでいた
年下の同僚が笑顔で引き受けてくれました。
──前回と同じ会社なので3人。
しかし、同僚が自分の仕事だけでも
いっぱいいっぱいなのを知っていたので、
フォローはお願いしたけれども……、
旅行を楽しめる気分ではありません。
といって、王女がキャンセルしたら、
同室の友人に迷惑がかかってしまいます。
行ってる場合じゃないけど、
行くしかない──。
そして出発の日の成田空港。
まず、搭乗手続きがかなり遅れました。
そしてやっと機内に乗り込めたと思ったら
時刻になってもまったく動き出しません。
しばらく経ってから、搭乗客はみんな
再び出発ロビーに戻されてしまいました。
結局、数時間待ったものの、
飛行機はその日、飛びませんでした😓
なんと離陸直前に故障箇所が見つかり、
夜のうちに整備して、
翌日の離陸になるとのこと。
搭乗するはずだった皆さんと一緒に
最寄りのホテルに運ばれて、
その夜はそこで終えました。
そして翌朝、再び出発ロビーに集まった
搭乗客に航空会社からの説明がありました。
はっきりとは覚えていないのですが、
故障箇所は整備して問題ないものの
万全ではない、といった、
不安を抱える内容だったと思います。
そのため、搭乗をキャンセルしても
かまわないし、キャンセルの場合は
全額返金するという説明でした。
ここで何人かの方が取り止められました。
王女たちはツアーだったので、その後、
ツアー客の皆さんと一緒に
ツアー会社からの説明を受けました。
すでに日程の1日以上が過ぎているため、
現地に着いても〇〇と〇〇、
〇〇には行きません。
〇〇地方も行けません。
〇〇ホテルも泊まれません──。
みんな、シーン、としました。
〇〇は多分、みんなが楽しみにしていた
観光地でありホテルでした😞
というか、一日目こそメインだったのです。
ツアー会社の方が続けます。
キャンセルされても大丈夫です。
航空会社からみなさんに全額返金され、
ツアーも保証されることになりました!
どうする? と友人たちと相談すると、
行きたそうな一人を除いて
ふたりの友人はキャンセル一択でした。
整備で直っていても万全じゃない
箇所した機体に乗るのは何となく怖い、
行きたかったところに行けない、
2日も減ってしまった、
全額戻るなら仕切り直ししよう、と。
王女はといえば、
滅多にない体感にわくわくしながらも、
心のなかで
これはアンラッキーなの?
いや、
なんて私はラッキーなんだろう✨と
神さまに感謝していました😌
航空会社のほうから、
乗らなくていいよって
キャンセルしてくれたのです😳✨
本当に助かりました。
行きたがってたひとりを説得して
王女たちはツアーをキャンセルしました。
王女は遅れていた案件に、
自分で対応することができました。
飛行機が飛ばなかったり、
全額返金なんてなかなかない出来事です。
もしかしたら、この飛行機には
王女以外にもなんらかの事情で
乗りたくない人がいたのかもしれません😳