ランナーエクシード104Hを購入して約1年。先日やっと竿の真価がわかる良型の魚をかけたので竿のインプレです。
まずキャストからルアー操作
キャストは投げやすくて気持ちよくルアーが飛びます。ベストは60〜80gくらいでしょうか。
そしてなんといっても327gという軽さにより、疲労感の軽減がアングラー側にはかなりのアドバンテージになります。
プラグアクションは、プラグモデルなだけあり大抵のプラグは操作しやすくここは言うまでもない位です。
プラグ操作に特化してる(ティップ柔らかめ)分、ミノーやポッパーはどうかについては、
メーカーHPでは小口径カップのポッパーならOK的な事書いてありますが、バレットブル130なら全く問題ありませんでした。ミノーはメーカーHPでは△と記載ありますが、ボアーss170はストレスフリーでした。
ララペン150のような少し癖のあるルアーは操作し難かったです。
続いてファイト時、
巷では曲がりやすい、柔らかい
と言われてますが、
曲がり過ぎによるリーチの少なさは心配無用。もちろんのされる、という感覚もなかったです。
ありきたりな表現ですがバットで耐えます。
これは切られてしまった魚をかけてる時の竿の曲がりです。
釣り友数人にgoproの動画見せた所、
12〜14kgじゃないか、15kg以上20未満との事で考えは色々でした笑
こないだ9kg釣った時はドラグはほぼ出ずにランディングできましたが切られたのはジャージャー出していったのもあるので10kgオーバーは確実そう。
そしてこれはぼくがバテてしまっているので45度より少し竿を下げてしまってる分曲げ込みが甘いですがこんな感じで耐えます。
個人的には「粘る」とは少し違うかなと感じました。
粘る=ショックアブソーブ的な意味に私は捉えている為、そうゆう意味で言うと暴力的な魚の引きは結構ダイレクトに感じました。なのでその分ファイトも大変です。
レイジングブルやミュートスアキュラHHをこのくらい曲げた事ありますが身体への負荷は大体同じくらいでした
というのもぼくが持ってるもう1本の竿が低弾性メインと中弾性カーボンが使われてる青物ロッドの為、どうしても2本持ってるとそっちと比べてしまう訳で、それと比べると粘りは負けますがその竿が特徴的過ぎるだけなのでファイトにやり難さがある訳では全くないです。
また、MCの竿は勝手なイメージで表記以上のドラグをかけても全然大丈夫な竿のイメージありますが、ランナーエクシードは軽い=薄い(弱い?)イメージがあり無理ができないロッドな感じ。
総評
ヒラマサなら10kgクラスなら全く問題無いです。15kgクラスが掛かっても竿自体は問題無さそうです。むしろ人間側がどこまで耐えれるかなという感じかと。
ランナーエクシード104Hは何かが突出したロッドというよりも全てにおいて高水準、グラフで表すと綺麗な五角形で且つそれが大きいというような竿のように感じました。