コパ・デル・レイ10/11 4回戦 1stレグ 2010.10.27
ログロニェス 0‐3 バレンシア
得点者
[バ]アドゥリス(55,60)、ビセンテ(80)
格下相手にも関わらずBチームの選手を1人も召集しなかった監督のエメリ。スタメンには負傷明けのホアキン、ミゲルに加えて今期出番がないデアルベルト等が名をつらねたが、フエラの1stレグで快勝しカーサの2ndレグに向けて余裕を持ちたい。
<前半>
久々の公式戦となるホアキンのドリブルなどでサイドからバレンシアがチャンスを作り出すものの、ログロニェスの集中したディフェンスを前にゴールを奪えない。その後もシュートは放つものの決定力を欠きスコアレスのまま前半が終了。
<後半>
序盤はカーサのログロニェスが流れを掴み始める。しかしバレンシアは55分、相手のCKから一気にカウンターを仕掛けるとマタの横パスからアドゥリスが決めて待望の先制点。これでペースを取り戻すと60分にもマタからアドゥリスが決めて一気に2点差とした。さらには途中出場のビセンテが追加点を奪い3点目。その後もログロニェスを圧倒したバレンシアが危なげなく勝利した。
<総評>
前半のバレンシアはここ最近の悪い雰囲気を引きずっているかのようなプレー内容。ボールをキープするものの前線が完全に停滞していた。それでも後半に先制点を奪うと一気にプレーが活発になり、前線が流動的に動きながら多くのチャンスを作り出した。特にホアキンがテクニックとスピードを活かして攻撃を牽引した。2部Bリーグ所属の格下相手にカウンターでの先制とはいえ、後半のような試合ができれば次のリーガも期待できる。