黒川さんとの電話を終えて暫くすると、喪黒さんから電話がかかってきました。
「喪黒です。お世話になっております」
「こちらこそ」
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「……」
「あそこまで言われて、そちらで建てようとは思いません。ですが、話が違いすぎませんか?」
「すみませんね〜」
「すみませんではなく、理由を話してほしいのですが」
「もっとお金あるかと思ってましたよ」
これマジで言われたんですけど、失礼にもほどがあるわ。
頭金が少し多めにあったので、どっかからお金でてくるかもと思われたのかもしれませんが、それは夫婦が必死に働いて貯めた貯金で、全部土地に突っ込んだから、もうないわ!!
「いや最初に予算伝えて、それでできるって言ったのそちらですよね!?」
「だから減額の方法を提示しましたが、全くどれものんでいただけなかったじゃないですか」
「最初説明された標準仕様からだいぶクオリティ下げますと言われて、はいそうですか、わかりましたとなりますか?」
「まぁ……請負契約してませんから」
え!?
設計料30万払って、銀行にも工務は予算と間取りも提出して、それでローンも実行されてるのに!?
請負契約してないから、最初提示されてたものと工期も、予算も、仕様も全部違っても仕方ないもいうこと!?
そんなの、
詐欺やーーーん
請負契約をぐいぐい迫ってくる工務店やハウスメーカーが多い中、自信があるから設計も全部終わって、着工直前の請負契約でいいよ、といってくれていたことに、信頼を感じていたのですが、これが間違いだったようです。
この工務店、親会社と社長が兼務しているのですが、顔すら見たこともなくほぼ喪黒さんしか実働していません。
工務店として独立しているようにみえましたが、親会社の新築部門が名前を変えて外にでただけなのでしょう。
親会社はいくつもの公共工事を手がけていたようですが、公共工事はとれるかとれないかがわからず、とれたら大量の大工がとられます。
ただとれなかったら仕事がなく、大工を余らせておくのはまずいので、公共工事の無いときに新築を、とれたら公共工事がしたかったのだと思います。
請負契約をしてしまうと、着工の遅れなども工務店が補補填しなければならないので、請負契約は工務店側がしたくない、できないというの真相だったようです。
経営戦略としては間違っていないのかもしれませんが、
施主としてはひたすら
迷惑です。
「天野さんは、大手のほうが向いてるんじゃないですか〜?」
これもマジで言った
「…………」
「設計料は、返金致しますので、口座を指定してください。それでということで」
色々文句を言ってやろうと電話をとる前は思っていたのですが、ここまで言われてしまうと、もうこの人と話をしても仕方ない、と心が折れてしまいました。
「わかりました。私達は喪黒さんを信じていたので残念です」
最後にこういうと、態度の悪かった喪黒さんですが、一瞬言葉に詰まって
「私も勤め人ですので……」
と仰っていました。
もしかしたら喪黒さんも社長に言わされ、不本意なところも、あったのかもしれません。
ですがまあ、この件により
建築業界に不信感を抱くことになりました。
それは小林住宅で話を進めている今も、完全には消えていません。
いい家が建って初めて自分の中で消化できるのかもしれません。
なので絶対にいい家を建てたいと思います!!
頑張れ!!
小林住宅!!!
ちっちさんへのぺんちゃんさんのコメント見て、フェイクグリーンを必ずおこうと思いました。
結構リアルみた!いですね