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「…………」
気づけば2時間の予定が4時間になっていました。
「どうしたらいいんでしょうか」
雰囲気は葬式でした。
「やはりある程度はローンを増やしていただくしかないと思います。何を求めているかですよ。月々にしたらそこまで変わらないのではと思います」
「工期が延びて住宅ローン減税が1%から0.7%に変わったり、引っ越しが遅れてマンションの家賃がかかったりして既にマイナスなのに、さらにローンを増やせと言われましても」
本来なら9月に契約して、次の年の年末までに引き渡すという話で、その場合ならローン控除が1%いけたのに、0.7%にさがりました。また土地の固定資産税が年を跨ぐと、減税6分の1がかからないので満額かかる…
そう思うとすでに100万は軽く損しているのに、さらにローンをあげろと?
「それは、すみませんね」
「……」
「工期のことで伝えるのが遅いと言われましたので、先に伝えたのですが、これはおおよその概算です」
工期に後れを伝えるのが遅いと言われたから先に伝えてあげましたよ、感をだされましたが、工期も予算もわかった時点ですぐ伝えるのが常識では?
しかもちょっとじゃなくて7ヶ月と3000万。
「とりあえずこれは大きくは外れてないと思いますが、広くなれば坪単価は落ちますし、一度今決定している仕様で金額をだしてから減額案を考えましょう」」
「……わかりました」
「では次回までに1つ1つ計算して、確実にかかる金額をお伝えします。そこまでくれば、入れる物によって少し前後することはあっても、そこまで変わらないはずです」
「はい」
「では次回は2月の末でどうでしょうか」
その時12月の末です。
次回が2月の末!?
3000万あがるかも……という不安の中
2ヶ月も不安な気持ちで過ごせということ?
まじで?
「2月の末ですか?」
「ハウスメーカーみたいにざっくりではなく、ひとつずつ計算していくので時間がかかるんです」
いやそうだとしてもかかりすぎじゃない?
この工務店、喪黒さんが営業兼、現場監督兼、予算などの計算もだす事務兼……
というか喪黒さんが全てを担っていた為、物凄く時間がかかるようでした。
しかも今までいた現場監督がやめた分の現場もまわらないとダメなので、仕事がありすぎていたのでしょう。
そうは言っても2月というか最終日だったのでほぼ3月?
そこまで待ってやっぱり3000万以上上がりますねとなった場合うちの家は建つのか?
何度も言うけどもう土地のローン半年以上払ってんだけど。
その場ではそれ以上疲れ切って、何も言えずその日は解散となりました。
綺麗なお肉が来ました!
明日は焼肉!!
