スター・トレック BEYOND
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映画「スター・トレック BEYOND
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■監督:ジャスティン・リン
■出演:
ジェームズ・T・カーク(クリス・パイン
スポック(ザカリー・クイント
レナード・マッコイ《ボーンズ》(カール・アーバン
ウフーラ(ゾーイ・サルダナ
モンゴメリー・スコット《スコッティ》(サイモン・ペッグ
ヒカル・スールー(ジョン・チョー
パヴェル・チェコフ(アントン・イェルチン
クラル(イドリス・エルバ
ジェイラー(ソフィア・ブテラ
キーンサー(ディープ・ロイ
■ストーリー

 

イントロダクション
人気SFシリーズをJ・J・エイブラムス監督の手によりリブートした「スター・トレック」新シリーズの3作目。宇宙の最果てにある未知の領域を探索する過程で、惑星連邦の存在意義の真価を問う新たな謎の敵と遭遇するジェームズ・T・カークと、彼の率いるU.S.S.エンタープライズ号のクルーたちの戦いを描く。前2作でメガホンをとったエイブラムスはプロデューサーを務め、大ヒットシリーズ「ワイルド・スピード」を手がけてきたジャスティン・リン監督が新たにメガホンをとった。カーク役のクリス・パイン、スポック役のザッカリー・クイントのほか、ゾーイ・サルダナ、サイモン・ペッグ、カール・アーバン、ジェイ・チョウ、そして2016年6月に事故で他界したアントン・イェルチンら、エンタープライズ号のクルーを演じるレギュラーキャストが再結集。ペッグは今作で脚本も手がけている。
また、2016年6月19日、映画公開を目前に控え、アントン・イェルチンが亡くなったため、本作が遺作となる。

 

あらすじ
ジェームズ・T・カークは、エイリアンとの会議に出向き、パワーストーンなるものの平和利用を訴えるが、交渉は決裂し、ジェームズ・T・カークはエイリアンたちに襲撃される。そのため、緊急転送し、U.S.S.エンタープライズ NCC-1701に戻ったジェームズ・T・カーク一行は、パワーストーンの破壊的利用を恐れ、船内のセキュリティボックスに厳重にしまい、ワープ航法で、エイリアンたちの許を去る。 エンタープライズがファイブイヤーズ・ミッションに就いて3年の月日が流れようとしていた。カーク率いるエンタープライズのクルー達は仲間としての絆を育みエンタープライズは我が家と呼べる存在となっていた。そんな中、エンタープライズは物資補給のために宇宙基地ヨークタウンに停泊する。
ヨークタウン滞在中に助けを求められ、未知の星に不時着した宇宙船救出ミッションに出発したエンタープライズ号。このミッションを最後にして、キャプテン・カークはある決断を胸に秘めていた。しかし到着直前、無数の飛行物体によって急襲を受け、エンタープライズ号は撃破。仲間は散り散りになってしまう。果たして何が起こったのか。その目的は?たった一人見知らぬ土地に投げ出されたカークの限界を超えた戦いの幕が開く。

 

 


感想。ネタバレ込み要注意!
まずは、チェコフことアントン・イェルチンのご冥福を(´;ω;`)
自分の車と自宅の門柱に挟まれて死亡したとニュースで知った時は吃驚したわ。自動車の不具合だったらしいね?リコール通知が届いたのは事故1週間後だったとか。
スタートレックのチェコフ役に採用されて、役者人生これからだって時にこんな事故死はあんまりですね…


それから、レナード・ニモイ。彼があってのスタトレシリーズでした。
ここでスポック大使も亡くなったという設定になったので、ドラマ版とは段々離れていくのかな…まぁ世代交代みたいなものもあるよね。
最後でオリジナル版のクルー集合写真(スポック大使の遺品の中にあった)が出てきたし、制作側としても色んな思いがあるんでしょうね。
お二人ともあっちの世界でスタトレを存分に語り合ってください。

 

そういうわけで、字幕通常版で鑑賞してきました。
凄く面白かったですヾ(´^ω^)ノ♪ テンポ良く中弛みも無く話はサクサク進んで行ったし、映像が凄い綺麗だった!出来れば3D版で観たかったよ(´・ω・`)宇宙が舞台の作品は3Dの方が観てて楽しいと思う。3Dは4DXしか無かったんで…高いよ4DX。
勿論スタートレックの主要人物と概要くらいは知ってないと意味不明なので前作、前々作の予習をしてから観た方が良いと思います。
あ、あのくっそ長いテレビドラマ版の予習はしなくていいですwwwきりがないので。

 

今回は出落ちレベルの問題発生でした(;´∀`)
カーク→今回の救出ミッションが終わったらエンタープライズ号を降りてヨークタウンの副提督になるわ〜探索任務を続けてる意義が分からなくなって来たわ〜疲れたわ〜船長はスポックに譲るわ〜スポックにはミッション終わったら言うわ〜(`ω´;)

 

スポック→スポック大使が死んだわ〜やっぱヴァルカン星の血を残した方が良いからウフーラと別れる事にしたわ〜この宇宙探索が終わったらエンタープライズ号を降りてネオ・ヴァルカンへ行く事にしたわ〜カークにはミッション終わったら言うわ〜(`ω´;)

 

アッハイ(・´ω`・)出落ちもいいとこですね。


カークは船長やめるわけないし(スタトレ終わっちゃうぅぅ〜)、スポックはウフーラと別れるわけないし(ベタ惚れもいいとこやん)船を下りるわけ無いし。
スタトレの終了ピンチが全然ピンチじゃない件(・ω・`三´・ω・)
どうせあれこれ紆余曲折があってそれを友情パワーで乗り越えて、やっぱアレ無しな(´∀`)になるのが丸わかり過ぎたww
冒頭からコレで、変な笑いしか出なかったわ。

 

そして別れたからお母様の形見であるペンダントを返すわとウフーラはスポックにそれを返却しようとするのですが「バルカン人は贈り物として渡した物は返却を受けつけない習慣なんだ」とか言って返却を断ります。
実はこのペンダントの石、バルカン星でしか取れない鉱物?で人体に無害な放射能を帯びていてどこにいてもその放射能を検知出来て場所を把握する事が出来るという(´Д`υ)
勿論ウフーラはそんな事は知らずw作中でウフーラの居場所を探す時にスポックとボーンズはその機能を使って居場所を割り出すことが出来たんですがww
スポックの愛の重さというのか一歩間違えたら犯罪レベルの監視と束縛にドン引き状態のボーンズwww
ラストでも、スポックと寄りを戻して何も知らずにペンダントを何気に触ってるウフーラに生ぬるい笑みをひっそり向けてるボーンズの心境が分かって笑えました(ノ∀`)

 

今回の敵は、途中でオチが分かっちゃったな(;´_`)まぁ良いんだけれども。
ほぼ無傷状態のUSSフランクリン号ってのが出てきた時に、あー……とか思っちゃったし。その辺は流石に書きませんので作品を観てください。
なんか突っ込みどころが満載の設定でしたが、突っ込んじゃ駄目ですねw

 

ただ、今回から監督が交代になったのでやっぱり1,2とは作風が違っちゃってるのがちょっと違和感ですね(;´Д`)出来れば3までJ・J・エイブラムスに監督をして貰いたかったな。彼は多忙だから仕方がないんだろうけれどもさ。
今回のジャスティン・リンが駄目とかじゃなくて、途中で交代するのは余り好きじゃない。


あと難を言えば、エンタープライズ号を破壊し過ぎ(-公-`;)しょっちゅう破壊されてるエンタープライズ号が不憫過ぎる…ていうか、破壊以外の見せ場を作ってくれよもー。

 

今回はスコッティとチェコフが大活躍する内容でした(´・ω・`)それだけにアントンの死が悔やまれる。これから4作目5作目と活躍していくんだったろうな…と思うと切ないわ。


スコッティといえば彼を演じるサイモン・ペッグは脚本の方でも関わってきてますね。マルチな俳優だわ。もともとコメディ畑の人なので、演技がやっぱりコメディぽい感じですよね。私の好きな俳優のひとりですヽ(・∀・)ノ
今回予告編で出てきてた、顔に黒い模様の入った美人さんと一緒に大活躍してます。
あの美人さん、てっきり敵かと思ったら味方でしたわ。
最後でエンタープライズ号のクルーに採用されたので、次回作からスコッティの同僚として出てくるのかな?色々技術的に優れたおねーちゃんだし。


そしてスコッティといえば相棒のキーンザー。彼は今回風邪気味なんだけれども、鼻水が怖すぎるw強酸なので鉄が溶けるwwでもその鼻水で今回活躍www本人は凹んでるのが可愛い(☆・´ω・`)
そういう小ネタ的なのも一杯入ってます。

 

クライマックスでの反撃は爽快でした(*≧д≦)
フランクリン号にあった古いラジオから大音量でロックを流して敵をどっかんどっかん破壊していくシーンは圧巻でしたよ。敵の通信網を攪乱させるために鳴らしてるのですが、全員ノリノリでした(*´Д`*)観てる私もノリノリになりました。
このシーンこそ3Dで観たかったレベルだった(´・ω・`)チッ

 

他にも色々書くことはあるのですが、そもそも私コアなファンとかじゃなくてドラマ版の方は途切れ途切れにしか観たことが無い程度の知識レベルだし、あまり語れる立場じゃないのでこの辺でw
深く語ってコアなファンに噛みつかれても嫌だしwww

 

ラストは全て解決して(やっぱ辞めるの止めるわ〜とか、別れるの止めるわ〜とかでw)、カークがずっと引き摺っていた自分の誕生日(父の命日でもあるのでね)をクルーの皆にサプライズで祝って貰い、ヨークタウンのドックでは新しいエンタープライズ号が急ピッチで造船されてるシーンで終わります。
色々な意味でのリブート3部作でしたね。


次回からは新しいエンタープライズ号と新しい旅立ちが待ってる事でしょう(ゝω・)