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■監督:クエンティン・タランティーノ 
■出演:ブラッド・ピット メラニー・ロラン ダイアン・クルーガー マイク・マイヤーズ クリストフ・ヴァルツ
■ストーリー

イントロダクション

クエンティン・タランティーノ監督×ブラッド・ピット
映画界の常識をブチ壊す禁断の初タッグ

新作を発表する度にセンセーションを巻き起こし、世界中の映画シーンを根底から揺るがす鬼才クエンティン・タランティーノとブラッド・ピットがついにタッグを組んだ「イングロリアス・バスターズ」は、第二次世界大戦の対ナチ戦を描いている。とはいえ、歴史の教科書にあるような戦争映画ではなく、イマジネーションを拡大し、タランティーノ流のファンタジーを展開させた痛快エンタテインメント作だ。

舞台は第二次世界大戦期、多くのユダヤ人が犠牲となったナチス占領下のフランス。そのナチスでさえも恐れをなす部隊が連合軍に存在していた。その名も、名誉なき野郎ども=“イングロリアス・バスターズ”。ナチスと聞けば容赦しないこの部隊はナチスを根絶やしにするため、新たな標的としてヒトラー総統をはじめとするナチスの高官がその夜、一堂に集うドイツ軍のプロパガンダ映画をプレミア上映する映画館に狙いを定めようとしていた。

一方で、この映画館を仕切る女性館主のミミューもナチスへの反抗を目論んでいた。実はショシャナという名のユダヤ人である彼女は、数年前に家族を虐殺されたことから、復讐の機会を密かに伺っていたのだ。また、ナチス側もキナ臭い動きを察知しており、抜け目なく不穏分子の存在をつかんでいた。

──勝利するのはバスターズか、ショシャナか、はたまたナチスか? ヒトラーの抹殺、ナチスの撲滅という途方もなく大胆な作戦が進行する中、運命のプレミア上映の夜が幕を開ける!


あらすじ

INGLOURIOUS BASTERDS≪名誉なき野郎ども≫の復讐が始まる!!

ナチス占領下のフランスで、“ユダヤ・ハンター”の異名を持つドイツ軍大佐のハンス・ランダに家族を虐殺されひとり生き延びたユダヤ人の少女・ショシャナは、パリで“ミミュー”と名前を変え映画館主をして生活をしながら、ナチスを根絶やしにする復讐計画を立てていた。

そんなショシャナに言い寄る若いドイツ軍兵士がいた。彼はたったひとりで250人もの連合軍兵士を殺した戦争の英雄で、その武勇伝を映画化した「国民の誇り」をショシャナの映画館でプレミア上映したいと申し出てきたのだ。強引に宣伝大臣・ゲッペルスに引き合わされた彼女は、そこで家族を殺した憎きランダと再会し、ヒトラーやナチス高官が集うプレミア上映の夜に劇場もろとも敵を燃やし尽くそうと考えていた・・・。

時を同じくして、プレミア上映の報を受けたイギリス軍は、ナチスごと映画館を爆破するという極秘作戦を実行すべく、この作戦に“イングロリアス・バスターズ(名誉なき野郎ども)”を動員する。彼らはカリスマ的な指導力を持つアルド・レイン中尉率いるユダヤ系アメリカ人を中心にした連合軍の特殊部隊で、その情け容赦のない残虐な殺しの手口からヒトラー総統を苛立たせ、ドイツ軍に恐れられていた。

「国民の誇り」プレミア上映の夜、続々とナチス高官が映画館にやってくる。様々な思惑が交錯しながら、運命のプレミア上映の幕が上がった──。

最後に笑うのはバスターズか、ショシャナか、はたまたナチスなのか!?


感想。
クエンティン・タランティーノ作品は、激しく好き嫌いってのが分かれるんだよね。
この人の作品は奇抜でグロシーンが半端無くて構成も変わっているので、嫌いな人はとことん受けつけないと思う。

私は好きな方かな(*´Д`*)
あ、でもグロシーンだけは、うっ…て引いちゃう( ´・ω・)

今回は、話は綺麗にまとまってました。
戦争映画だけれど、最前線の話ではなくてナチス占領下にあるフランスでのユダヤ人少女の復習劇とユダヤ系アメリカ人兵士達のナチス撲滅作戦が面白く綺麗に奇妙に絡み合うお話。

この作品に“善人”は存在しない。
それぞれの“正義”を貫いていますが、相手からみればそれは“悪”。
誰一人幸せにはなっていない、それが戦争映画なのかな。

ともかく会話が面白いやり取りが面白い緊張感が凄い。
ぜひ字幕版で観ることをオススメする。
ハリウッド映画にありがちな「どこの国でもどこの世界でも何故か英語で喋ってる」ではなく、ちゃんとそれぞれドイツ語やフランス語、英語で喋ってるから臨場感があるし、その言語ならではの緊迫したやり取りが絶妙。
酒場でナチス兵や将校に変なアクセントを見抜かれてバスターズと修羅場になる場面は凄く面白いんですが、あれって吹き替え版ではどういう風に処理してたんだろう…観れば良かったかな、そのシーンだけでも。

普通のナチス映画ではもっと大きく重要に扱う筈のヒトラー総統。

扱いが酷くて笑っちゃいましたΣ(´∀`;)
あっけなくラストの燃えさかる劇場内でバスターズに機関銃でその他大勢のナチス関係者共々蜂の巣にされて殺されちゃうし(--;)
さすがタランティーノ…そんな扱いにしちゃったか。

必見は、クリストフ・ヴァルツ(ハンス・ランダ大佐)の怪演ですね。
じわじわ来ます怖いです。
本当にナチスの冷酷な高官だったんじゃね?と突っ込んじゃう程、演技が素晴らしいです。
冒頭のユダヤ人一家を匿っている酪農家の主人との会話シーンからゾクゾク来ます。
床下にユダヤ人一家が隠れていると察していてのあのやり取り。
ここでもう、この世界に引き込まれちゃいましたよ。
一人命からがら逃げ出したショシャナ。
彼女は復讐の機会をじっと待ち続けながら、パリの映画館の経営者として名前を変えてエマニュエル・ ミミューとして生き延びてました。
そのチャンスが巡ってきます。
彼女に恋をしたドイツ軍兵士が偶然にも戦争での英雄で、彼の功績を讃えた再現映画を丁度プレミア上映する前でした。
本当はリッツの劇場に決まっていたんですが、彼女に惚れ込んだ若き兵士は良い格好を見せようと責任者であるゲッペルスを口説いて会場の変更に成功します。
それから彼女の復讐達成までの展開が凄い。
時を同じくしてバスターズの面々もヒットラーやナチス高官がその劇場に集う事を知り、爆破計画を立てます。
最後までお互いの計画を知らず存在も知らず、2者の物語は進んでいきます。
二重スパイの女優の事がばれたり、劇場を燃やす直前で映写室?にいるミミューの元を訪ねてきた英雄兵士とのやり取りに滲む愛憎劇。
背後からミミューに撃たれた一瞬で、愛情が憎悪にすり替わった瞬間ですね。
それが戦争の悲劇でしょうか。
この時代に出会わなければきっと映画好き同士、気があった友人になっていたのになぁ。
ともかくこの辺りの展開はドキドキハラハラです。
ラストはナチスを裏切ったハンス・ランダが亡命したつもりになっててウキウキ安泰生活の筈だったのに、あれれれ~なオチで終了。
というか、この映画にオチは無い方が良いからこれで良いんでしょう。
バスターズの「頭の皮を剥ぐ」行為さえ我慢出来れば(--;)楽しめる作品だと思います。
いやグロイよタラさん、あれやめてぇぇぇ( TДT)

ああ、文字数足りないこれ以上書き込めない楽天ブログめ…(;・∀・)