ビバリーヒルズ・チワワ
■監督:ラジャ・ゴスネル 
■出演:マイケル・ユーリー ロレッタ・ディヴァイン レスリー・マン ドリュー・バリモア アンディ・ガルシア ジョージ・ロペス
■ストーリー

イントロダクション
首輪はダイヤ、足元には小っちゃな靴、移動はヴィトンのバッグとくれば、おイヌさま信仰ここに極まれり、である。が、そんなバカバカしさとある種の腹立たしさを笑いとアクション満載の冒険エンタテインメントに昇華させ、全米2週連続No.1の座に君臨した本作。愛玩犬の代表のようなチワワのヒロインが、勇敢で誇り高い本来の自分自身、つまり“犬らしさ”を取り戻すというドラマチックな展開だ。
200頭を超す様々な種類の犬が登場し名演を繰り広げるが、これには米国版『南極物語』のアニマルトレーナー兼コーディネーターのマイク・アレキサンダーの功績が大きい。ドリュー・バリモアをはじめ豪華声優陣もハマっている。

あらすじ
クロエは、ビバリーヒルズの大豪邸に住む白いセレブチワワ。高価なブランドファッションに身を包み贅沢三昧の彼女は、造園家サムの愛犬でチワワのミックス・陽気な元野良犬パピの求愛には見向きもしない。
化粧品会社のオーナーである飼い主ヴィヴが出張する間、クロエの世話を任された姪のレイチェルはメキシコ旅行にクロエを連れていくが、クロエをホテルに残して遊びにいってしまう。
怒ったクロエはホテルを抜け出すが、犬窃盗団に闘犬場へ連れ去られてしまった!
違法なドッグ・ファイトを営む犯罪者バスケスは、クロエが多額の身代金が取れる金持ちの犬だと見破る。バスケス所有のドーベルマンのディアブロに狙われて絶体絶命の彼女を救ったのは、どこか影のあるジャーマン・シェパードの元警察犬、デルガド。彼の助けを得て他の犬たちと共に闘犬場を脱出したクロエだったが、泥だらけのボロボロの姿になった彼女は、なじみのホテルからも追い出されて野宿する羽目に……。
世話が焼けるクロエをうるさがりながらも、小さな彼女を放っておけないデルガドに守られて、遠いビバリーヒルズを目指すクロエの旅が始まる。
その頃、パピはレイチェルやサムと一緒にいなくなったクロエの必死の捜索を続けていた。プライドが高く世間知らずのクロエは、見知らぬメキシコの土地で生き抜いていけるのか? そして、パピはクロエと再び出会えるのか?


感想。
世間知らずの気の強いお嬢様チワワが段々小汚くでも逞しく成長しながら、様々な困難を乗り越え他の犬の助けも借り、無事に飼い主の元へ帰ることが出来るというお話です。
よくある動物モノといえばそうなんですが、犬たちが可愛かった(*´Д`*)

でもなんていうか、ちょいCG乱用しすぎて作り物じみてしまっていて、その辺が残念だったかなぁ。
リアリティを追求してるつもりが、そこから外れちゃってるっていうのかな。
台詞を口パクで動かしたりね、なんか不自然で。

綺麗に着飾って、歩くときも常に靴を履いているチワワのクロエがメキシコ旅行中に闘犬賭博をやっているメキシコのバスケスという悪党に攫われて、幾多の危険に曝されていくんですね。
綺麗だったのに、段々薄汚くなり服も取られて、唯一の身分証明である鑑識付のダイヤの首輪もあくどいネズミに騙されて失い、見知らぬメキシコで途方にくれるんですね。
でも元警察犬のシェパードに助けられながら、冒険の旅が始まるわけですよ。

大人でも結構楽しめました(*´Д`*)♪
まぁディズニーだから凄いハズレは無いと思います。
ちょい演出過多すぎるのが引っかかりましたが、これは親子で楽しめる作品だと思います。
クロエに一途なパピが可愛い(*´Д`*)
ツンデレ萌えなのかパピw

ビバリーヒルズのお犬様たちの生活が余りにゴージャスなのは、今の過剰なまでのペットビジネスを皮肉っているのかな~と思ったり。

最後にはダイヤを盗んだネズミとイグアナコンビもヴィヴに飼われてセレブな生活を送ってますw
動物なら何でも良いんだ、ヴィヴ(^_^;)