アニマル・ウォーズ 森林帝国の逆襲
■監督:ロジャー・カンブル
■出演:ブレンダン・フレイザー、ブルック・シールズ、マット・プロコップ、ケン・チョン
■ストーリー
僕らの森を守らなきゃ!
『ハムナプトラ』シリーズ ブレンダン・フレイザー 主演!
かわいい動物たちとのドタバタ大戦争を描いた痛快ファミリー・コメディ!

ブルック・シールズ他、豪華キャストが大集結!!
近年、活躍の場をテレビ界に移していた、日本でもファンの多い彼女が、約10年ぶりにメインキャストでスクリーンにカムバックを果たした!

全米メジャー劇場公開は初登場第5位を記録!!
夏休みにピッタリ!『ドクター・ドリトル』シリーズに続く、抱腹絶倒のファミリー向け動物コメディの決定版!

オレゴン州の森林地区。シカゴから家族と引っ越しモデルハウスに住んでいる不動産業者のダンは、最新プロジェクトで大規模な土地開発を仕切る現場監督。森林を伐採し道路を作り、巨大ショッピングモールと住宅分譲地の建設を計画中だ。この様子を目撃した森の住人アライグマは、このままでは我が家が危ない!と、人間の侵略を阻止するべく仲間を率いて立ち上がる!そして遂に、森の小さな住人vsダンとの激しいイタズラバトルが勃発した!!司令塔アライグマの指示のもと、“心理作戦の鬼”カラスが先陣を切り、深夜のダンを狙い撃ち!お次に“静かなる暗殺者”スカンク集団がダンの車に忍び込み、強烈オナラを大放出!動物たちの総攻撃に、ヘロヘロになりながらも何とか立ち上がるダンの運命やいかに!?


感想。
ブレンダン・フレイザーが中年太りしてて吃驚した(;´Д`)
何このお腹www完全に肥満のおっさんじゃん。軽くショックw
ハムナプトラの時は格好良かったのに。このお腹、アクション作品に出るときはちゃんと絞りこめるんだろうか・・・(・∀・i)タラー・・・
brendan-fraser.jpg

ブルック・シールズは相変わらず美しい(*´Д`*)綺麗な年の取り方をしてるわ。
あとは息子タイラーを演じていた男の子が結構ハンサムでした(〃ω〃)

ストーリーは大変単純明快でした。
ファミリー向け作品なので、お子様にも分かり易い内容にしなければいけないので、その辺はワンパターンになっちゃうのは仕方がないのかな。
森に住む動物達が森林を破壊して大規模な開発を進めようとする人間達を追い払うという良くあるお話です。
まぁまぁ面白かったです。

主人公は本当の悪人というわけじゃなくて、あくまで「エコ」な森を生かした住宅地を開発するつもりで1年契約のつもりでシカゴからモデルハウスに引っ越してきた不動産会社?開発会社?の社員ダンとその一家です。
自然を極力残してちょっとだけ住宅地を作るという筈だったのに、社長のライマンは「それは第一段階で、これから4年計画で第2段階へと移行するのでこのまま君にここへ残って欲しい」と命令します。
その第2段階とは、森をほぼ完全に取っ払って大規模な住宅地とショッピングモールを建設する計画でした。
話が違うと反対しかけますが、給料2倍にしてやるし。という社長に、それなら家族を楽に出来るかもと考えて、計画を進めることになったのです。
ダンは家族のために本当はしたくない森林破壊をするはめに。
それを盗み聞きしてた、森を開発者から代々守ってきたアライグマwと森の動物達がダンを追い出そうとあの手この手で仕掛けてくるわけですよ。
妻タニーにも息子タイラーにも「アライグマや烏やスカンクに攻撃された」とは信じて貰えませんwそうだよねwww
タニーもタイラーも4年も居るの嫌だし森林破壊も大反対してるし。
しかしタイラーは学校で図書委員のカワイ子ちゃんアンジーと仲良くなり、シカゴへ帰りたいとは言わなくなります。
そしてアンジーと共に父親と会社の計画に反対するんですね。
最後にはアライグマとも仲直りし、強欲なライマンの計画も頓挫させて森に平和は戻ります。
ダンも会社を辞めて、森林保護官としてこの森を守っていくことになったし。
ファミリー向けらしく最後はちゃんとハッピーエンドで終わってます。
動物達はアメリカ映画らしく大げさな行動とあり得ないトラップ張ったり自動車運転したりwしてますが、喋らないだけまだ好感が持てました。
アニメじゃなくて実写で普通の動物が喋るのは好きじゃないし。
動物だけの世界なら喋っても良いけれど、こうやって人間と半々くらいで扱われる時は喋らない方が良いなぁ。
動物達に次々と攻撃されるブレンダン・フレイザーが良い演技で笑えます。
コメディ路線で行くのかなこれから先(´д`ι)

しかし、一度ヒット作で主演やってても、こんなB級に出なければいけなくなるって、ハリウッドスターも厳しいなぁ(ノω・`。)次々と新しい俳優さんが出てくるもんね。
ハムナプトラの新シリーズが製作されるらしいんだけれど、この肥満具合だとオファーが来るかどうか微妙…
「血塗られた皇位の秘玉」ってサブタイトルが数年前まで出てたけれど、いつの間にか消えてるしね。その時は日本が舞台の構想だったらしいけれど、続報がずっとでなくて、最近になって脚本は、リドリー・スコット監督の新作映画「プロメテウス」を手がける気鋭の新進脚本家ジョン・スペイツが担当するってニュースが出たし…どうなるのかな?