ダークナイト ライジング
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映画「ダークナイト ライジング
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■監督:クリストファー・ノーラン
■出演:クリスチャン・ベール(ブルース・ウェイン/バットマン
    マイケル・ケイン(アルフレッド
    ゲイリー・オールドマン(ジム・ゴードン
    アン・ハサウェイ(セリーナ・カイル/キャットウーマン
    トム・ハーディ(ベイン
    ジョセフ・ゴードン=レヴィット(ジョン・ブレイク
    モーガン・フリーマン(ルーシャス・フォックス
■ストーリー
解説
『ダークナイト』3部作とは、渡辺謙が出演したことでも話題を集めた『バットマン ビギンズ』(2005)からスタートした、『バットマン』の新シリーズ。かつての『バットマン』は、『バットマン&ロビン Mr.フリーズの逆襲』(1997)など子どもから大人まで幅広く楽しめる娯楽映画だったが、この『ダークナイト』シリーズは、悪の存在意義、正義のもろさ、両者の関係性を描くなどシリアスなストーリーが展開。

なかでも、世界中で記録的にヒットした2作目『ダークナイト』(2008)は、ヒース・レジャーが怪演するジョーカーがバットマンに向けて放った言葉「俺とお前は同じ」が象徴するように、正義を振りかさずには絶対悪が必要不可欠であり、もしひとたびこの世から悪が一掃されてしまえば、自警活動をするバットマンのように正義の名のもとに暴力をふるってきた彼らの絶大な力、権力は、一般市民から見れば悪と同様の脅威になりかねないという、複雑な構造に迫った。だからこそ『ダークナイト』の中でバットマンは、決してジョーカーの命を奪ったりはしないのだ。人間の本性を浮きぼりにしていく『ダークナイト』シリーズも、この3作目でいよいよ終結するが、今回はどのようなメッセージがこめられているのか注目して欲しい。

あらすじ
あれから8年後。ブルース・ウェイン/バットマン(ベール)は最凶の敵ジョーカーと激しい死闘を 繰り広げ、その代償として自分にもっとも近い存在だった女性を失い、ゴッサム・シティを守る ヒーローとしてのアイデンティティーも失った。今、彼は世間の目から逃れるようにゴッサムを離れ、 孤立した生活を送っていた。
ひとときの平和に酔いしれるゴッサム・シティ。だがそれは儚く甘い夢に過ぎなかった。謎めいた 仮面の女(アン)がウェインに告げた「もうすぐ嵐が来る」という予言めいた言葉。それは凶悪な テロリスト、ベイン(ハーディー)の出現で現実のものとなる。”ゴッサムの申し子”を自称するベイン はバットマンをはるかに凌駕する力を持ち、ゴッサムを破壊と混沌の街に変えていく。監獄から 放たれる凶悪犯の群れ、崩壊する巨大ブリッジ、凄惨な地獄と化すスタジアム・・・ベインの目的 はゴッサムを灰に変えること、そして革命を起こすことだった。

登場人物
ブルース・ウェイン=バットマン
大富豪にまでのぼりつめた青年実業家である一方、「バットマン」と名乗り、犯罪都市ゴッサム・シティで悪を取り締まる自警活動も行なっている。だがジョーカーとの激闘以降は肉体、精神がボロボロになり、社会から孤立している。

ジム・ゴードン
ゴッサム市警で働き、街の浄化に取り組んでいる。ジョーカーとの闘いで表舞台から姿を消さざるを得なくなったバットマンと共謀するなど、ゴッサム・シティの裏側を知るキーマン。凶悪なベインの出現で、バットマンの必要性を説く。

セリーナ・カイル=キャット・ウーマン
セクシーで魅力的な女性だが、実は「キャットウーマン」として強盗を働き、さまざまな人間をだますペテン師でもある。引きこもってしまったブルース・ウェインが、再び“外の世界”へ足を踏みだすきっかけを作るが、素性は謎。

ジョン・ブレイク
バットマンを好意的に受け止めている熱血若手警察官。孤児院育ち。


感想。ネタバレ含む要注意。
あーΣ(´∀`;)私もしかして、前作2本の感想書いてない?
・・・まぁイイや、気が向いたときにでも書くか(;´Д`)
先日、銃の乱射事件がありましたね(´・ω・`)創作物と現実の区別が付かないって怖いな。

180分は長かったけれど、あまりその長さを感じませんでした。面白かった。
でも悪役はジョーカーには負けるかなぁ~あのインパクトを超えて欲しかった。
そして前作2本を観てないと、さっぱり意味がわからないです。これは確実に。
なので、今から見に行く人は2本とも観た方が良いです(=゚ω゚)ノ

さて、『ダークナイト』3部作ですが最後の最後で主要キャラが出てきますね。
てことは、また新シリーズが始まるって布石なの?どうなの詳しい人教えてください。

つーわけで具体的な感想を書いていきますので、ネタバレ観たくない人は脱出お願いしますm(__)m








ブルース・ウェイン、若いのに軟骨すり減って無くなってしまってるって…あんなサポーター?補助器具?しても激痛だよ(;´Д`)と思ったり。鍛えても駄目だよ膝の軟骨無くなっちゃったら。
だから奈落の中で筋トレしてる姿に激しい疑問を感じたw
クライマックスで大暴れしてるシーンとかね。ベインに捕まったとき絶対補助器具捨てられてると思うんだけれど。
突っ込んじゃ駄目なのか。

クライマックスといえば、警官隊と市民軍が激突するシーン。なんか間抜けだったように感じたんだけれど。
両脇に置かれているフォックスが作った迷彩柄の装甲車、なんで使わないんだよと突っ込んでみたり。
戦国時代の足軽同士のぶつかりあいじゃないんだから(;´Д`)
警察官としての信念より保身で制服を裏庭に埋めて家に引き籠もっていた副本部長がその時に制服を来て真っ直ぐに突入していくのも…多分格好いいシーンなんだけれど…カメラワークのせいか、何か間抜けに見えた(´・ω・`)
警察官になった信念を思い出して出てきたんだろうけれど…殉職シーンも良かったけれど…なんだかな。

熱血若手警察官ジョンは、出てきたときから、「あーこれがロビンになるのね」と丸わかりで笑えたw
バットマンに憧れてるみたいなところはもう、分かり易すぎる。

最初に証券取引所でのエピソードは、不自然極まりなかったなぁ(ノД`)
だって、いくらバットマンが現れたからといって「警察のほぼ全勢力」をバットマン追跡に回すのはいくら何でも無いと思う。
せめて半々に分けるとかするよね。
ちょっと脚本的に強引過ぎて萎えたシーンでした( ̄ロ ̄lll)

バットマンの隠し倉庫が易々とベインにばれたりの部分はあからさまに「あー、社内に内通者がいるね」って感じだったね。
それでヒロインが2人も出てくる訳がないから必然的に真犯人は彼女と言うことになる。
うん、分かり易いw

ところでラストのキノコ雲だけれど、空中で爆発した設定でしょ?空中で爆発してもあんな形の雲になるの?(;´Д`)海の上だし。
そして衝撃波を受けたゴッサムシティの住民達は…確実に被爆してるんじゃ…海洋汚染もやばいんじゃ…アメリカの核に対する認識なんてそんなもんか。
なんですぐに「核」をネタに使うのかね。核しかしらんのかΣ(`Д´ )
空中で爆発した時にはもう、バットマンは脱出してたみたいだね。でも確実にあの距離だと被爆を(||゜Д゜)
でもラストではカフェで爽やかに微笑してたよねぇ。

アルフレッドの忠誠心は半端無いですね。
これぞ一流の執事。こんな執事欲しい(そんな金がどこにw)
悲しかっただろうなぁ…仕えていた全ての人々が老齢の自分より先に逝っちゃったってねぇ(´・ω・`)
だからラストのあれは心底嬉しかっただろうな…と。

でも破産して死亡したことになって全てアルフレッドや孤児院などに譲っちゃって…これからのバットマンの活動資金はどうすんの?w
ロビンは貧乏な無職なのにwww
あ!そこでキャットウーマンの今まで盗みで溜め込んできた財産が使われるのかな。
フォックスもなんか最後で意味深な表情をしてるから、また裏でコンタクトを取ってトンデモ装置の開発に助力してくれる事でしょう(*´Д`*)

ちゃんとお母さんの真珠のネックレスも遺品の中から何気に盗んでwカフェでブルースといるセリーナの首に掛かっていたよね♪
今度こそ、愛する人と一緒になれて良かったと思いました。

というわけで今回のオチは「ブルース・ウェイン」の様々なしがらみからの解放?になるのかな?
カフェに居る彼は、ブルース・ウェインではなくて人生を楽しむ一人の男性だと思う。
そしてそれを望んでいたアルフレッドに見せに来たんだろうな~(*´Д`*)

この流れで今度は「ロビン」をメインに製作でもするのかなぁ?その辺はどうなんだろ?でもロビンだけじゃインパクトに欠けるから無理かな?