赤い珊瑚礁 オープン・ウォーター
■監督:アンドリュー・トラウキ
■出演:ダミアン・ウォルシー=ハウリング、ゾー・ネイラー、エイドリアン・ピカリング、ガイトン・グラントリー、キーラン・ダーシー=スミス
■ストーリー
その海、サメだらけ!
珊瑚礁を鮮血に染めて繰り広げられるサメ地獄からの壮絶なサバイバル!

大ヒット作「オープン・ウォーター」、「オープン・ウォーター2」に続く、さらに恐ろしい衝撃の実話。いまグレートバリアリーフの紺碧の海が鮮血に染まる!

本作はサメの本場オーストラリア初の本格海洋“サメ”パニックアドベンチャー!
登場する獰猛な人喰いザメの王者・ホオジロザメはCGではなく本物。妥協せずリアリティを追及した本物の恐怖が満を持して登場!

グレートバリアリーフ。青い空と紺碧の海。そして美しい珊瑚礁と鮮やかな熱帯魚たち。そこでのバカンスは最高のものになるはずだった…。
滅多に人が来ない穴場でクルーズとダイビングを楽しむ5人の男女、ところが、彼らが乗った豪華ヨットが暗礁に激突して転覆してしまう。ただ待っていても救助の可能性はほとんどなく、彼らが生きのびるためには近くの島まで泳ぐしかなかった。
だが、その海は巨大人喰いザメ、ホオジロザメの世界有数の巣窟だった…。ひとり、またひとり、海を鮮血に染めて貪欲なサメのえじきとなる人間たち、果たして彼らは、このサメ地獄からサバイバルすることができるのか?


感想。
実話を基にしてるらしいんですが…なんていうのか“自業自得”過ぎて全然同情できないもんだから、感情移入も出来なくて「アホやん( ̄Д ̄ )」という感想しか出てきませんでしたw
観る価値は余り無いです(;´Д`)

登場人物は、ルークという男性。世界中に船を届ける仕事をしているらしい。ルークと遠距離恋愛なのか微妙に半分別れてる状態なのかよく分からない関係の女性ケイト。
ケイトの兄マット。マットの恋人スージー。
この4人が飛行機でやってきて、シグネットリーフという珊瑚礁へ遊びに行くという設定。

ルークの友人(仕事仲間?)のウォレンの船に乗って、島まで出掛ける事に。
島までは暗礁が沢山あるので近づけず、4人はウォレンを船に残してエンジン付のゴムボートで島へ上陸します。
浜辺で泳いだり、ルークとケイトは寄りを戻したのか何なのかキスし出したり、楽しく過ごし中。

しかし、潮の引きが予想以上に早いので慌てて船に戻ります。潮が引くと暗礁に引っかかるのかな?
戻った船でトラブル発生。エンジンが掛かりませんΣ(゚д゚) エッ!?
何をやっても掛からないので帆を張って進むことに。
風任せなのでなかなか港へは戻れず、夜になり朝が来ちゃいました。なんで救助要請の無線を送らないんだろう(´・ω`・)ここでもうおかしい流れに。普通は「エンジン故障中」とか沿岸警備隊にでも連絡入れるよね。
朝方、ふざけながらルークはケイトに舵を任せて船室へ消えます。
いくら以前ケイトも同じ船を運ぶ仕事をしていたらしいとはいえ、ケイトだけに任せるとか無責任過ぎるだろ(゚A゚ )
ケイトが一人で舵を取ってると突然底の尖った部分?に大きな藻が絡んで船がいきなり転覆しちゃいました。
なんとか船室から脱出して裏返しになった船の底部分に乗る5人。藻が引っかかった部分が大きく破損しており、船は再起不能状態なので途方に暮れます。
無線も使えないし、緊急用の簡易無線は上空を飛ぶ飛行機にしか飛ばせない代物。しかもこの海域は飛行機なんか殆ど飛ばないらしい。なんでそんなもん積んでるよ(;´∀`)
要するに緊急用の物を何も積んでない状態。救命ボートも救命胴衣も積んでないのか。すげーな。
ルークが転覆してる船の中に潜って、取り敢えずペットボトルの水やダイビング用のウエットスーツとボディボード用のビート板みたいな板など使えそうな物を取ってくる。
ルークは「タートル島まで泳ぐしかない。この船は沈む。水も少ないから脱水する。タートル島までは多分17.8キロ」というが、ウォレンは「ここはサメが居る。地元民は海へは入らない。簡易無線で飛行機がくるのを待つ」と拒否。

マットとスージーはルークについて行くと言い、ケイトは船に残ると言います。
ルークはケイトを説得するが首を振るケイト。
それで3人は泳ぎだしました・・・・・・・って、いきなり「やっぱ私も行く!」と飛び込むケイトΣ(; ゚Д゚)ウハッ
優柔不断過ぎ。さっきのお涙頂戴シーンが無駄だった。

それで4人で泳いでると亀の死骸に遭遇したり(;´Д`)
今度はスージーが「足を伸ばすのが怖い」とビビリ出すし。
このスージーが最後までこんな調子で足手まといだった気が(;^ω^)
マジでこのひとビビリまくりで、観てて苛々するんだよ。そんなに泳ぐのが怖いならウォレンと船に残れやヽ(`Д´#)ノ

ちなみにその頃のウォレン君。船の周囲にはサメがぐーるぐーると泳いでます。
うん、こっちもやばいな。

そしてとうとう泳いでる4人の元にもサメがキタ━━━('A`)━━━━!!!!
先へ進まずビビリまくりのルーク以外の3人。
特にスージーパニック起こしすぎて「あわあわしてないで早く泳げよ」と後ろから蹴り飛ばしたくなります(;゚Д゚)

パニック起こしてる間に2つに切ったビート板の片方が流れていくので、止めればいいのにそれを取りに泳いでいくマット。
なんて分かり易い死亡フラグ。
一人になったところでサメさんマットをいただきまーすヽ(`Д´)ノ
泣き叫ぶスージー。

そして夜になっちゃいました。
スージーはルークを罵りまくります(((((;`Д´)≡⊃)`Д)、;'.・
これはいかんわ、スージー。ルークについてくると決めたのは自分達でしょ。
3,4時間で島に着くと言ったじゃん!と罵りますが、それはアナタがビビリ過ぎてサクサク泳がなかったからでは( ゚Д゚)こんな人っているよね~。

そんな事をしてると、またサメに囲まれます。
ビビリながらもいつの間にか眠っていてw気が付けば朝日が。
そして遠くに小さな島が見えましたキタ━━━━ヽ(゚∀゚ )ノ━━━━!!!!
さっさと泳いでしまえばいいのに、途中にあった小さな暗礁に座って一休みする3人。
アホだと思った。サメぐるぐるしてるのに。
島はタートル島じゃないけれど、取り敢えず陸地なので向かうことに。
向かう途中にサメがまた襲撃。
五月蠅かったスージーをいただきまーすヽ(`Д´)ノ
やっと静かになりました。

残されたケイトとルークは途中の暗礁でまた一息。
ケイトを休ませてルークは流されたビート板を取りに行きます。良く流されるなビート板。
ケイトは暗礁の珊瑚かなんかで切ったらしく足に怪我をしていました。
血の匂いでサメ来るフラグあからさま過ぎ…(;´A`)
そんなケイトの足を手当てするルーク。
「愛してる」とか言い合って抱き合うキスするおい空気読め。
おまえらそんな暇合ったら泳げやΣ(`Д´ )とどつきたくなるわ。

泳ぎ出しますが、当然血の匂いを嗅ぎ付けてサメが追ってくるぅ~。
なんで止まる。止まらず泳げよ(;´Д`)
島の岩場まで辿り着いたが、つるつると滑って中々登れません。
ケイトを押し上げたところでルークをいただきまーすヽ(`Д´)ノ

翌日ケイトは通りがかった漁船に助けられました。
ウォレンと船は結局発見出来なかったそうです。

というなんとも…映画化するほどのエピソードでは無かった気が(´ε`;)
海は怖いから舐めるな、というそれだけの作品でした。