先日、起業家たちが集まる交流会に参加した。
会場に入ると、受付に一人の女性がいた。
笑顔で名札を渡して、丁寧に案内してくれる。
イベントが終わりに近づいた頃。
受付をしていた彼女に話しかけると
「私、家もなく東京に出てきたんです」
笑顔で、でも真剣な目で、そう言った。
その言葉が、胸に刺さった。
普通なら逆。
仕事を決めてから上京する。
住む場所を確保してから動く。
準備が整ってから行動に移す。
でも彼女は違った。
夢が先で、準備は後。
私は、彼女を応援したくなった。
そこで、その場にいた影響力があって、貢献心の高い男性に伝えた。
「彼女、家も決めずに大阪から出てきて、頑張ってるので、ぜひ力になってあげてください」
その男性は少し間を置いて、
おもむろに会場に向かって声を上げた。
「注ーーー目!!」
ざわついていた会場が、一瞬で静まり返った。
彼女をその場に呼び、全員に向かって紹介し、応援を呼びかけた。
会場を見渡すと、著者でもある起業家たちが、一斉に彼女を見ていた。
実績もない。肩書きもない。コネもない。
それでも、あの場にいた人たちの心が、彼女に向いた瞬間だった。
なぜ、こんなにも彼女を応援したくなったのか。
彼女の中に「何かを成し遂げたい」という炎が見えたからだと思う。
言葉じゃなくて、目に、声に、姿勢に。
人は、熱量に引き寄せられる。
肩書きより、実績より、本気かどうかを感じ取っている。
彼女の話を聞いて、ある話を思い出した。
孫正義さんが高校生のとき。
マクドナルドの藤田田社長の著書に感銘を受け、何のツテもないのに何度も直談判を重ねて、ついに面会を実現させた。
周りから見たら無謀に見えることが、本人には「やるしかない」という一本道だった。
孫さんはレベルが違いすぎて比較できないし、彼女がこれからどうなるかは、まだわからない。
でも私は、あの瞬間を忘れない。
家もなく、安定した仕事もなく、それでも東京に出た。
ただ一つ「何かを」成し遂げたい」という想いだけを胸に。
そして気づけば、見ず知らずの人たちが、彼女のために動いていた。
人の本気は、人を動かす。
動いた人が、道を拓いていく。
彼女の道は、まだ始まったばかりだが、これからが楽しみ💫
とそんな事を考えつつ、私ももっと影響力をつけて、周りを幸せにできるように頑張ります✨