論文のリジェクトって、自分がくらうときっついものがある。
要は、そこでは発表させないってことだから。
それは科学界の損失になりかねないので、
じぶんがレビューする立場のときはめったに出さない。
とくに、ああこれは労作だなってわかってるときは。
あーでも今回めずらしくリジェクトを求めた。
リジェクトって嫌だよねえ。
出すのも出されるのも嫌だ。
そういえば前の論文でリジェクトだしてきたやつ、
丁寧に返事を書いたらアクセプトしてきたな。あれはなんだったんだろー。
馬鹿にされた、とおもったかな論文みて。んなわきゃねえじゃんよ。
これ、健康にかんしてすんごいでかい政府系のデータがあって、
登録すると見せてくれるんだけど、
それを解析したらしい。
問題は、論文の書き方が素人で、略語をいきなりつかったり、
モデルを説明しなかったりして、まー読みにくいのね。
で、数理モデルって、あんまし適当に選んじゃダメなのよ。
結果が変わるから。
なんでそれじゃなきゃダメなのかの説明がつかないと科学じゃないの。
どうも、それができそうにない。
で、でかいデータを使わしてもらって、
いろいろ遊んで、
常識的な結論がでてきたとこで発表っていう、
やっつけ仕事にみえちゃったわけだ。
ちゃんとした科学として批判に耐えるように書き直せば
もういちどレビューしてやるよ、でも現状はダメだよ。
でリジェクト。
ここを直せっていうんじゃなくて、コンセプトが駄目だからだ。
さー巻き返せるかな。
正直、私みたいな硬派な参加者を探さないと、現状の著者だけじゃ無理とみた。
それだけにリジェクトされるともうあとがなさそうで、
気が重いけど、まああとはエディターの仕事だ。
どうすんのかな。後味がわりい仕事だったぜ。
レビューするのが楽しいこともあるんだけど。
これすごい内容で、みんなに読ませるべきだから、はやく出版してね?
みたいな注文つける論文も、たまにあるんだけどねえ。
しばらくレビュー断ろうかな。あーあ。

