論文って、レビューやらなにやらで時間かかるもんで、
書き上げてから出るまでにまあ半年くらいはかかる。
いま校正中なんだけど、正直、書いたときの情熱なんてどっかにいってるし、
引用した文献もまだらボケになっててつらみ。
まーでもこれやんないと出ないからなあ。
今回3人のレビューワーが見てくれたんだけど1人外してもらった。
すげえ読み方が雑で、自分のなかでストーリーつくっちゃうという、妙なクセのある人であった。
それを指摘して、この人は不適格であると抗議した。
まあみなさんレビューワーには下手にでるもんだけど、逆襲されることもあるわけ。
やりたい放題にはできないものだよ。
わたしも常にだれかにレビュー頼まれてるけど、そこは気を付けてる。
学者の仕事は、誰も気づいてないことを見つけ、啓蒙することなのだ。
日々、蒙と戦うのが仕事だ。自分が蒙昧になっちゃまずいよなあ。
がんばって校正しよう。
今回のはCOVIDのボランティア仕事。
各国がどんな対策をして、それがどうだったのかの評価。
日本はダメダメでした。USとUKが先進国では最悪だけど。
たぶん、もっとも負けたのは中国でした。
被害の実態さえ見えないけど、たぶん数千万くらい亡くなってる。
よかったのは台湾、アイスランド、シンガポール。
結局、発見して隔離するのが正答でありました。
先進国ならできてあたりまえ。
できなかったのは、政府が無能だからだ。