バシャールが、あるセッションで、質問者に勧めていたので、読んでみました。

 死後の世界が教える「人生はなんのためにあるのか」 (フェニックスシリーズ) 
 マイケル・ニュートン (著) 

(質問者が、いわゆる「死後の世界」に関して知識を持つために役立つ本として、この本と、同じ著者の"Destiny of Souls"と、「神との対話」シリーズの「神に帰る」を、バシャールは勧めてました。)

面白かったです。
バシャールのおすみつきの本なので、(バシャール好きの天野としては)「そっかー、やっぱり肉体を離れたあとの魂は、このような体験をするのかあ」「スピリットの世界はこのようなカンジになっているのかあ」と、とても「勉強」になりました (^.^)

バシャールの言う、simultaneous incarnationsを彷彿させる内容も書かれていました。
ひとつのオーバーソウルから、同じ時代に(同じリアリティに)二つの「転生」(おおもとの魂が共通である二人の人物)が存在することもあるのですよね。

この本、改訂版だそうですが、この4月に出たばかりだったんですね、知らなかった。めっちゃグッドタイミング!

一点、気になった点は、催眠療法を受けに来たクライエントさんに、著者が、自分の関心によって、質問を(どんどん?)していっているようであったこと。
催眠療法で得られた知見を「ほかの人々に知らせるため」というようなことも書いてあったのですが、催眠療法を受けに来たクライエントさん(やそのガイドたち)に対して、少しrespectが十分ではないような印象も受けました(読み取りすぎかもしれませんケド)。

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バシャールはまた、あるセッションにて、地球人の「目覚め」を促す現象として(and/or 地球人が「目覚めてきている」証しとして)どんな事柄があり得るのか、と質問者からたずねられて

→死者の霊をみるケースが増えてくる。死後にも「意識」が存在することの、具体的な証拠を得るようになる。「物質的な存在」と「非物質的な存在」との間のヴェイルが薄くなる。

ということを、一つの答えとして述べていました。

今後、そのような現象が、より起こるようになってくるのかもしれませんね。

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また、バシャールのチャネラーであるダリル・アンカさんは映画も作る人なのですが、最近、"Dearly Departed"という映画をつくりました。
フィクションなのですが、死者の霊にインタビューをしていくという、ノンフィクションのような雰囲気の映画です。
取り寄せて、みてみました。
(おそらく、映画としての出来はいまひとつである気が天野的にはしましたが (^^; )面白い内容の映画でした。
このように、死者の霊にインタビューして語ってもらう、という形式をとった映画は、初めてではないでしょうか?

「バシャール」と「ダリルさん」ってやっぱり別の存在なんだな、と思ったこととして、
映画の中で、インタビューアーはダリルさんなのですが、「間の取り方」が、バシャールほど上手くないです。
「もっと間をとったほういいのに」と思えるやりとりが多々(ごめんなさい! ダリルさん(^^;)。

でも、このテーマに関心のある人は、一見の価値ありだと思います(日本語字幕版も注文できます)。
http://www.youtube.com/watch?v=B8phJCRDU_g