はじめまして。

 

 

山梨県でネット自営業をしながら

まったりと生活しているアマンⅡと申します。

大切な奥さんと可愛い娘と3人で暮らしています。

息子は、独立しています。

 

 

小学生からスキー”一筋”だった息子は

中学高校になると、

シーズン中は、試合、遠征、合宿等々で

 

 

学校にほぼ行かなかったにも関わらず

なんと、

現役で国公立大学に合格してしまったんです。

 

 

このブログでは、

 

 

”我が子がスポーツ馬鹿になってしまうと

社会不適合者になってしまう・・・。”

 

”子どもにスポーツと勉強の両立をさせて

成長してもらいたい”

 

 

そんな想いを抱いている

全ての親御さんに向けて、

 

 

本気でスポーツに取り組みながらも

 

子どもがどんな思考で、

 

そして、

 

家族にどのような葛藤があったのか?

 

赤裸々にお伝えしたいと思います。

 

 

 

  スキーが少し上手な大人になったら楽しいよね

 

 

 

息子が小学1年生の時に、

軽い気持ちで、地元のスキークラブに入れました。

 

 

息子と一緒にスキーに行くと、

無尽蔵な体力を持つ息子とは

一緒に滑るって無理だったんです。

 

 

僕たち夫婦は、二人ともスキーなんて

大して上手じゃないし、

そもそも好きじゃなかったんです。

 

 

それでもなんとか

保育園までは、連れて行ってたんですが・・・。

 

 

  なんと生まれて初めての試合で優勝

 

小学3年になり、

山梨県スキー大会に出場させました。

 

 

別に、出場させなくてもよかったんです。

 

 

が、

コーチの皆さんから

絶対に出場させるべきだと強く言われ

仕方がなく・・・。

 

 

当時のカテゴリは、

小学1年から3年、4年から6年という

二つのカテゴリだったんです。

 

 

3年生ですから、体格も良いし、

勝てるかもしれないと言われていたんですが、

まさか本当に優勝してしまうとは

もう、びっくりです。

 

 

それから、山梨県スキー大会には、

毎年、出場し続けていました。

 

 

小学4年になると、

カテゴリが学年ごとに変更され

6年生までは、全くの敵なし状態。

 

 

  アルペンスキーのコーチ(部外コーチ)

 

 

息子が小学4年生になった頃、

同じスキークラブの中学生の親御さんから

 

 

「息子さん、素質あるから、

うちの息子たちのコーチのチームに

一緒にどうだろう。」

 

 

と言うお話があったんです。

 

 

スキークラブ以外のコーチを

お願いすることになったそうで、

中学生4人だけでは、

コーチのフィーが高かった。

 

 

でも、誰でも良いんじゃなくて、

将来有望で、ちゃんと真面目に

トレーニングできる選手を考えた時に、

息子の名前が出たそうなんですね。

 

 

と言うことで、

中学3年生1人、1年生3人、

そして、息子が一緒になって

部外コーチに教えていただくことに

なったんです。

 

 

  嫉妬ややっかみの対象に・・・

 

 

うちの息子は、中学生の練習に

参加できると言うことで、

とても喜んでいました。

 

 

僕たち夫婦も、

足手纏いにならないか?

と言う心配はありましたが、

 

 

その中学生たちは、

スキーに対する意識レベルが

めちゃくちゃ高い。

 

 

なので、いろいろなことを

吸収してくれるなら、

多少の出費は仕方がないと

思っていました。

 

 

しかし、

スキークラブの他の親御さんは

中学生に誘われたと言っても

 

 

そのメンバーに息子が

選ばれたことが、

悔しかったのか、

羨ましかったのか、

とにかく、ネチネチと

 

 

あーでもない、

こーでもないって言うんです。

 

 

僕たち親に言ってくるなら

まだ我慢できます。

 

 

しかし、小学生の息子に

言ってくるんですよ。

 

 

出る杭は打たれるって

こう言うことなんだとは思いました。

 

 

でも、それって、

誘ってくれた中学生の親とか

選手に言うべきだと思いませんか?

 

 

スキークラブでは、

その中学生たちが抜き出ていたので、

それが言えないんですよ。

 

 

僕は、まだ若いコーチに

相談したんです。

 

 

「お父さん、心配ないです。1年経てば何も言ってこなくなります。」

 

 

若いコーチにそのように

言ってもらうことで

少しは、怒りに似た感情は

収まりましたが、

 

 

若いのに、

なんで、ここまで言い切れるんだろう

 

 

と不思議に思ったのも事実です。

 

 

息子が小学5年生になり、

スキークラブの中でも、

中学生に準ずる成績を出すように

なってくると

 

 

外野のうるさい声は

ほとんど聞こえなくなってきました。

 

 

  中学生になるとシーズン中はスキー漬けの日々

 

中学生になると、県の強化指定選手になりました。

 

 

シーズンが始まると、

大きな試合や合宿が一気に増えてくるんです。

 

 

3学期は、2~3日しか学校に行けなくなってしまう。

 

 

強化指定選手ですし、

県から派遣される大会がほとんどなので、

公欠で学校を休めるんですよね。

 

 

 

  全中に挑戦(全国中学生スキー大会)

 

 

中学生になると、

全国中学生大会いわゆる”全中”があります。

 

 

ほぼ全ての選手たちは、

この試合に出たいと思い、

一生懸命に練習します。

 

 

年齢でのカテゴリはなく、

中1から中3までが同じ条件で県予選に

出場します。

 

 

中1の時は、5位でした。

4位までが全中に出場できるので、

息子にとっては、

 

 

初めての挫折

 

 

だったと思います。

 

 

でも、上位は、全て3年生でしたから

まあまあの成績ですよね。

 

 

中2からは、

全中、インターハイと

毎年、出場していきました。

 

 

  中学3年で国体出場

 

 

中3の時に、理由はわかりませんが

国体県予選に出場することができました。

 

 

この時は、

中3から高3までのカテゴリでしたので

よく予選を通ったなと感心したものです。

 

 

  スキーはお金がかかりすぎる

 

 

息子は、中2からは、

”ハート”というチームに入りました。

 

 

入ったというか、

入れてもらえたような気がします。

 

 

ハートとは、

聞きなれないかもしれないですが、

有名な選手は、

上村愛子選手が所属していたので、

見たり聞いたりしたことが

あるかなって思います。

 

 

 

 

中学生からは、ほぼ全ての試合が、

FISの公認大会になってくるので、

FISのレギュレーションに則った

用具を使わないといけません。

 

 

簡単に説明すると、

オリンピックやW杯は、FIS公認大会なんです。

ということは、FIS公認大会は、

オリンピックなどと同じレギュレーション

ということになります。

 

レギュレーションは、主に、

選手の安全性を確保するためのもので

FIS規格のマテリアル(用具)を使う、

ということになります。

 

 

 

例えば、スキー板

 

これも、GS用とSL用があります。

 

GSとは、ジャイアントスラロームの略です。

 

そして、SLは、スラロームの略です。

 

競技が違いますから、

それぞれの板を用意する必要があります。

 

 

板は、定価で、1セット25万円でした。

(息子が選手の時代です。)

 

ハートチームに入っているので、

ハートの板を履かなければならないんです。

 

 

それが2本です。

さらに、練習用に2本必要なんです。

(合計4本必要ってことになります。笑)

 

 

そして、ウエアです。

ウェアは、ハートチームの戦略として、

次のシーズンのカタログモデルの着用が

義務付けられています。

 

 

アルペンスキーでは、

 

・競技用のワンピース

・競技用の上下のウェア

・競技用の春ウェア

・グローブ

・ヘルメット

・ゴーグル

・オフトレ用のウェア

 

これらを毎年全て買い換える必要があります。

 

これら全てが次のシーズンモデルになるんです。

 

これらを着て、スキーをすることで、

来シーズンのウェアの宣伝になるんですよね。

 

 

そして、ブーツです

 

ハートは、ブーツとストックだけは

取り扱っていなかったので、

好きなものを選べるんですが、

これが高い。

 

 

ブーツは、LANGEというメーカーなんです。

 

 

 

 

 

LANGEは、フランスのメーカーで

シーズンが終わる5月の末ぐらいに、

足形を3Dでスキャンして、

フランスまで送ります。

 

 

そして、10月になると、

足形にぴったり合う

スキーブーツが届く、

という具合です。

 

 

もちろん、レース用のブーツですから、

定価は、16万円ほどしたと思います。

 

 

  具体的に必要な金額は

 

 

スキー板が、1セット25万円。

 

これが、選手として、ハートチームに

所属すると、50%OFFになるんです。

 

ウェアも同様です。

 

ただ、ハートチームに入りたいと

思っても簡単には入れないんですよね。

 

 

ハートのマーケティングと

選手が合致すれば入れます。

 

 

ブーツは、前年の成績に応じて

価格が変わります。

 

 

スキーの前年の成績は、中学1年生からカウントされます。

我が家の息子の場合は、高2の時は、4万円ぐらいになっていました。

 

 

ですから、中1の時は、16万円でした。

 

まとめますと、

 

・スキー2セット 25万円

・ウェア一式 40万円前後

・ブーツ 10万円前後

 

これが毎年最低限必要なのです。

 

さらに、

 

・リフト券(シーズン券3枚と遠征したスキー場の1日券)

・エントリーフィー(国内A級大会は無料)

 

さらにさらに、

 

・合宿代

・遠征費

・食事代

 

という具合です。

 

これを書いていて頭が痛くなってきました。笑

 

 

おまけに、高3までは、自力でスキー場まで

行くことができませんから、全て送迎。

 

 

 

  スキーシーズンは5月中旬に終了する

 

 

例年、5月中旬の試合が終わると

そのシーズンは終わります。

 

 

息子が高校3年生の時のことです。

 

 

「お父さん、今シーズンは、

国体だけ、チョロっと出てさ、

大学受験をしたいんだよね。

 

いい?」

 

 

って聞いてくるんです。

 

 

当時、全然稼げていなかったので、

大学進学は、諦めてもらおうと

思っていたんですよね。

 

 

仕方がないので、

 

 

「国公立ならいいよ」

 

 

って、つい言ってしまったんです。

 

 

すると、息子は、ニコッと笑って

 

 

「ありがとう!!」

 

 

って、言ってきました。

 

 

僕は、スキーに熱中していて、

勉強が大変だったことを知っていたので、

国公立大学なんて

行けるわけないと思っていたんです。

 

 

しかし、

息子は、その日から、

トレーニングに充てていた時間を

全て受験勉強に変えていきました。

 

 

そして、

お正月が過ぎる頃に、

なんと、スキーのトレーニングも再開。

 

 

国体予選に出るためなんですが、

そんなんでいいの?と思ったことを

よく覚えています。

 

 

国体予選も通り、

大学統一試験?が終わると

 

 

「お父さん、

同じ条件で勝負できれば、

勝てるね」

 

 

って、言うのです。

 

 

息子の言う同じ条件とは、

スキーは、普段の練習って

雪国の方がいいわけです。

 

 

しかし、受験は、

誰もが同じなんだよね、

ってことが言いたかったんだと思います。

 

 

結果として、

現役で県立大学に合格してしまったんですよね。

 

 

親としては嬉しかったし、

何よりも誇らしい気持ちに

なりました。

 

 

振り返ってみると、

確かに、スキー選手として

取り組むべき姿をコーチや

先輩から聞いていたんですよね。

 

 

それがとても有意義なアドバイスだったと

思います。

 

 

息子は、親の目から見ると、

あまり運動神経は良くありません。

 

 

しかし、努力する、

1+1が2以上になることがある

ということをスキーを通して

理解してくれていたのだと思います。

 

 

プロフィールでは詳しく書けなかったことを

連載ストーリーというスタイルで

綴ってまいりますので、

どうぞよろしくお願いします。

 

 

連載ストーリーの目次を作成しました。

よろしければ、以下からお読みください。

 

 

 

 

 

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アマンⅡ