柔道柔道柔道柔道柔道

・↑ボクもそう簡単に五つ星を出す人間ではないつもりなんですけど、ホント有川浩サンはいいですよお~。ケタケタ笑わせて、ほんのり温かくして、ちょっぴりウルッとさせる・・。ここ最近では稀有の作家サンだと思います。未読がまだまだ残っているのが逆の意味で幸せだ。



・ジジイというかおっさんも最近は変容を遂げて、団塊アタリで三匹のようなおっさんは少なくなっていると思うんですが、これが憧憬というものなのですね。エレクトリカルパレードは笑った。んー・・。土地鑑抜きで比較すると「池袋ウエストゲートパーク」(ほぼ同じ題材の話ですよね)より一枚上かもしれない。



・ここにも恋の始まりが。有川サンの恋はホントに基礎基本で、どこぞの森(公開中)に行くこともないような地味な恋ですが、これで日本中が幸せになれますよ。写実的にベタ甘。んもうこの幸せな気分を分かって欲しい。誰にだ。誰かにだ(笑)。

三匹のおっさん/有川 浩
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ガックリガックリ

 

・ボクはフロイト先生にも診てもらいたいくらい寝る前に読んだ本がその晩の夢に反映されるヒトで・・。この作品の後はタイヘンでした。こういう小説の嗜好があるのは確かに理解できるので、寝る前に読むのはやめようと断固決意した次第です。

 

 

 

・湊かなえサンとの合わせ技で読んだせいか、最近いい夢見てません(泣)。どうせなら「阪急電車」読んでベタ甘な恋の始まりの夢を見る方がいいもんね。寅さん並みの身勝手な想像力がボクの数少ない取り柄と考えれば。

 

 

 

 

・すいませんそれでレビューなんですが、怖い題材の中にも短い笑いが手裏剣のように飛んでくるアタリがとっても小気味よくて好感を持てました。たぶんこの作家サンが支持されるのもそこら辺なのではないかと・・。今度は気力体力十分な時に読みますね!

 

 

 

 
 
ZOO/乙一
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指輪指輪指輪

 

・やはり登場人物の独白で展開される物語。「告白」パート2と言ったら可哀想でしょうか。この手で行くと決めたのであればそれはそれでいいと思います。実際とても読みやすい。

 

 

 

・「ああいう目に遭っちゃったんだから、そういうことになっても仕方がないか」というのが単純な感想ですが、だからこそ日常にドスンとホラーを持ち込んだ「告白」の秀逸さが際立ってしまいますね。ましかし「男ってやつは」と思わせる人物群でございました・・。

 

 

 

 

・社会派ミステリーというのでしょうかこういうのは。様々な陰惨な酷薄な題材で勝負される湊かなえサン自身の心の健康を願ってやみません。作家って大変な仕事ですね。

 

 

 

 
 
贖罪 (ミステリ・フロンティア)/湊 かなえ
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メガネメガネメガネ

 

・遅々として進まぬ読書でしたがやっと読了。この作家さんのお話のスロースターターっぷりと言ったら・・。西暦を横軸にした折れ線グラフに携帯電話の普及率を縦軸にしたような曲線を描くお話でしたヨ。「トヨトミ」を読んでいなければ投げ出していたかも分からん。

 

 

 

・京都京大礼讃自儘話だったらヤダなと思ってたんですが(別にそれはそれでいいのですが)、森見氏ほどのクドさは無く、主人公・安倍クンの草食系なココロの葛藤や煩悶を楽しく読むコトができました。映画化もされていますか?楠木チャンの化けっぷりをぜひ確かめてみたいですね。

 

 

 

 

・12月は文章を読む月じゃなくて文章を書く月・・。この業界の宿命です。そういう時も頭のストレッチとして読書はしなくちゃ。でも、同じ京大でも平野啓一郎サンなんか読んじゃったら、難解な通信簿になっちゃいそうでコワいですね。

 

 

 
 
鴨川ホルモー/万城目 学
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腕時計腕時計腕時計

 

・実は初めての作家サンです。全く予備知識もなく読んだので「あ、ミステリーなのね」と途中で気づきながら読んでました。正月の2日と3日によく聞く地名が舞台でしたが、行ったことないんです・・。行ってみたいんですけど。

 

 

 

・ユングが出てきてましたね(ゲシュタルト心理学って懐かしい)。人種観を通して日本もドイツも同じ穴のムジナと論じたあたりは、妙に納得させられるくだりでした。ジェンダーについてはどうでしょう。ボクは主題とも言えるリツさんの奔放さがよく理解できませんでした。実は女将サンの方が造形としては魅力がありました。

 

 

 

 

・ドイツ人にシンパシーを感じさせるお話でしたね。ボクも立派な大人になったらジラール・ペルゴの腕時計を身に付けてみよう。今のトコロはジェームス・ボンドの腕時計でガマンだ(笑)。

 

 

 

 
 
ブギウギ/坂東 眞砂子
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雪雪雪雪

・読了。今からたかだか150年前の話なのに、人の命の呆気なさに暗鬱となる気分です。淡々と描かれる変の様と、後の逃避行を味わうに「吉村文学は事実文学」なのだなあと再認識したのでした。



・体制でも何でも「壊して始める」コトが最良とは思わないし、機を見るに敏だった薩州を礼讃もしない。本当にエネルギーのいることは内部から変革すること(井伊直弼だってそうだったかもしれない)だと思います。そこがボクの幕末に対する立ち位置です。だって、奥羽越列藩の人間だから。



・大沢たかおサンが映画で主役を演じていますが、その主役・関鉄之介が生涯を閉じたのが1862年。「仁-jin-」の南方仁先生が江戸にタイムスリップしたのも1862年です。「大沢たかおサンは江戸で大忙し」というのはこのことです。この符合はどこかで話題になっていますか?

桜田門外ノ変〈下〉 (新潮文庫)/吉村 昭
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爆弾爆弾爆弾爆弾

・吉村昭氏の作品が平積みとあらば買わねばなるまい。というか読んでいなかったのが痛恨。氏の丁寧な取材(変の当日の天気も調べたらしい・・脱帽)と綿密な筆致により、刻々と変に向かっていく歴史のうねりを感じることができます。



・尊皇攘夷の是非は歴史の評価としてどうなのか分かりませんが(分かれよ)、とりあえず安政の大獄の凄まじさは「これはイカんだろう」と思えます。ひこにゃんもこの話題には身の縮む思いかな?そうでもないか。



・トコロで大沢たかおサンは・・南方仁として医術を尽くしたり、水戸藩士として東奔西走したりと江戸時代でとっても忙しそうですね。でも、けっこう好きな俳優さんですよ。メンズノンノの頃から(笑)。


桜田門外ノ変〈上〉 (新潮文庫)/吉村 昭
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サッカーサッカーサッカー

・病床にて雑誌で一休み。サッカー特集なら買っちゃう本誌。ボクが最もよくTV観戦していた90年代を思い出させてくれる素敵な特集でした。あの頃は毎年ユーベのジャージを買って着ていましたっけ。R・バッジョはカッコ良かった。本当に。



・今はYouTubeで何でも見られるからイイですよね。ジョージ・ベストといいエリック・カントナといい「赤い悪魔」の伝説もしっかり映像で確かめられます。善悪はベツとして「腹が立ったので跳び蹴りをする」というメンタリティーは好き。みなさんギグスはまだ現役ですぜ。



・全然関係ないんですが、「キャプテン翼」はもう半年ぐらいクラシコをやってるんですけど・・いつになったら五輪に行くんでしょう。そんなにまたカンプ・ノウに行きたいんですか高橋陽一サン。


Sports Graphic Number (スポーツ・グラフィック ナンバー) 2010年 .../著者不明
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合格合格合格

 

・基本ハウツー本は読まないヒトなんですけど、ついノリで買ってしまいました。読書推進も何だか曲がり角の今、「新聞」を切り口にするのはイイかもね。池上サンはTVでも難しいコトをやさしく説明する立派な方だと思っています。この書もほぼ正論。一読の価値はありました。

 

 

 

・こういう、学力がどうこうの本が出ると「学校でセンセイの話をちゃんと聞いてくればいいんじゃい!」と星一徹みたいに話すヒトがいるんでしょうが、それは間違いです。センセイのスキルは個々に驚くほど違いがあるからです。大事なコトは「宿題を確実に親が見届ける」コトです。それで簡単に学力は伸びますヨ。

 

 

 

 

・そんでまあ先日「球界にいる○○選手は高校の3年間で本を600冊読んだ」とエラい人が言ってましたが、600冊ですか・・。まさか「ぐりとぐら」とか「エルマーのぼうけん」とかその600冊に混じっていませんよね?

 

 

 

 
 
小学生から「新聞」を読む子は大きく伸びる!/池上 彰
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ラブレターラブレターラブレターラブレター

・さっそく有川浩サンの小品を。有川サンの作品は読み始めたばかりなのですが、「恋に落ちる」じゃなくて「恋を始める」という似て非なる微妙な感覚をうまく描くヒトだなあと、つくづく思いました。そんなワケでこの作品の彼と彼女も微笑ましく「恋を始めて」いるなと思いました~。



・「図書館」のLinkで聴覚障害のコトが中心線となっていますが、ボクの業界でもその通り「そりゃあ人それぞれに違う」と考えるしかないんじゃないかなと思います。それでも彼女が「聴覚障害のことを差し置いても難しい子」と設定されたあたりが、この小説の巧みな味付けになってると感じます。



・この系統の話は映画の「ハル」とか「ユーガットメール」とか石田衣良の「REVERSE」とか結構ありますよね。ま、でも好きなヒトからmailをもらうのはやっぱりコーフンしますやん。ところであっさりオフ会、これってあり?


レインツリーの国 (新潮文庫 あ 62-1)/有川 浩
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