怒涛のゴールデンウィークが終わって早1週間。
子供のころは1年が長く感じていたけれど、年々月日の流れは速くなる。
充実しているから早いのか。
それでもあまりに早く流れていく毎日に、1日1日をきちんと丁寧にすごせているのか、ふと不安に思う日もある。
ゴールデンウィーク中にご来店いただいたお客様ともそんな話になった。
「20歳になったとき、あぁこれから自由で楽しい大人の生活が始まるんだって思ってうれしかったんです。
でも年齢を重ねるにつれ、その年齢その年齢の世間に一般の『こうあるべき』みたいなものがあって、そこに当てはまっていない自分はなんだか変わり者扱いされて、年齢を重ねるにつれ息苦しい。
もっと大人って自由だと思っていたのに。」
うんうん。
わかるよ。
20代後半だからそろそろ結婚を考える『べき』
仕事をしているならキャリアを積み重ねている『べき』
30代なら結婚して出産をしてマイホームを購入している『べき』
私の住む場所はあまり大きな都市ではないので、田舎特融のそんな考えが特に強い。
しかし、この『べき』と言い切られて、さも正しいかのように言われる世間一般の意見というのは果たして正解なのだろうか?
それがイコール幸せだと言い切れるのだろうか?
20代半ばで行ったフランス。
決して長い期間いたわけではないが、それでも日々見るフランスの日常、フランスの人たちの生活は、日本を出たことのなかった私には何もかもが衝撃的だった。
オンとオフの切り替えがはっきりとしているフランス人。
スーツを着た人たちがランチからお酒を飲んで一息つく。
子供を預けて夫婦でお洒落をしてディナーに行く。
結婚していたって、子供がいたって女性はい生き生きと働いている。
結婚という制度に縛られず、パックスという制度やシングルで子育てを自ら選ぶ選択の自由。
もちろん、彼らにも世間の目というのが全くないわけではないはず。
それでも、自らが選択した答えに責任をもち、選んだからこそ真正面から向かってこなしていく。
そう、自由はいつでも自分次第。
自分で選んだからこそ、言い訳せずにただただ突き進んでいくだけ。
それだけのこと。
周りが何を言おうと、世間一般がどうせあろうと、私たちは自分が進みたいと思った方向に自由に進んでいいはずだ。
50代で初めて結婚をして、今とても幸せそうなお客様。
40代でバリバリ仕事をこなすキャリアウーマンかつ2児のママなお客様。
見たことのない景色をたくさん見たいと、大手企業を2年で退職して世界旅行へ旅立った20代のお客様。
自ら選択して、生き生きと輝く女性を私はたくさん見てきた。
その分、現状にモヤモヤしながら、世間体を気にして身動きの取れない女性もたくさん見てきた。
あの人は特別、なんかじゃなく。
あなたにも、私にも、きっと選択次第でどんな未来もあるはず。
女だから。
もう○○歳だから。
結婚してるから。独身だから。子供がいるから。
そんなのはきっと自分で自分にブレーキをかけているだけで、本当は理由にもならないのではないか。
もっともっと、自由に、自分らしく、オリジナルな人生を楽しんで生きていく女性が増えていったら楽しいのに。
まずは自分自身から。
改めて、私自身ももっと自分らしい生き方を突き進んでいきたいな。
そんなことを思った週末の午後。