なかなか刺激的なタイトルでなんのことが書かれているのかと思いましたが、想像を超えとっても腑に落ちる内容でした。
僕はとっても経験値至上主義的なところがあったのだということをこれを読んで感じました。

子どもを産んでしまった人は子どもを産めなかった経験はできない。

本当にそうだなとも思いました。

僕は会社も経営してますが、スタッフの人に経営者マインドを体験してほしいとか、普通のパートでは味わえない世界を体験してほしいと思って、給与や仕事の内容、役職なんかも普通ではない改革をしてきたのですが、さとうさんの話からすると「それって経営者じゃない体験を今してるのを強引に奪おうとしてないの?」ってことにはたと気づいたのでした。


めっちゃタイムリーな内容でした。

相手の幸せを思って人のお世話をしているつもりでも、幸せになれない体験をする機会を奪ってしまうなら相手の幸せを動機で関わることもいいことではないんだなと今は解釈しました。

これはひょっとしたらまた将来考え方は変わるかもしれないけど、今はそういうことにしておきます。

今までは「これは大変だけどきっと将来いい経験になるから」と思えることはやってきましたが、これからは「大変ということが楽しめるのなら」という条件を追加しようと思います。