『なんで、俺の人生ってクソなんだろう・・・』

そう思ってた。


若頭×高校生のお話。


ﮩ٨ـﮩﮩ٨ﮩ‪ﮩ٨ـﮩﮩ٨ﮩ෴_⁡𓆩✧︎𓆪‬ﮩ_ ﮩ෴_⁡𓆩☦︎︎𓆪‬෴ﮩ_ ﮩ٨ـﮩﮩ٨ﮩ











なんで俺の人生って


こんなクソなんだろ。


母親はいつも誰かの愛人で


俺になんて興味無い。


父親は誰なのかすら分かんねぇし。


16まで生きてこれたのが奇跡だ。


母親に見つからないよう


バイト代は肌身離さず持ち、


高校卒業したらこの家から出る・・・!


そのはずだった。




「二宮、お前には言い難いんだが・・・


授業料が滞納しててな。このままだと


自主退学になる。」



・・・まじか。まぁそうだよな。


あの人が俺のために払う訳ない。

貯金・・・崩すなんて御免だ!





「授業料滞納ってどーいうことだよ!!」


いつもなら


「うるさい」って


一言ぐらい言ってくるのに


静まり返る家。



また男のとこか?



-ピンポーン



うちに来客?



- ピンポーン、ピンポーン、ピンポーン



しつこいな


「はい、はい!今出るって!」


苛立ちながらドアを開ける。


「どちら、さ、ま・・・」



え・・・?



「困りますねぇ二宮さぁん。


返済期限、とっくに過ぎてますよぉ・・・


親が借りた500万、


返して貰えない?」



ビシッとスーツは着てるけど、


見るからにヤのつく人が


訳分かんねぇこと言って


立っていた。



あぁ・・・


なんで俺の人生って


こんなにクソなんだ・・・!