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嫌な予感ってのは、
今朝掲示板で目にした
『英国保護機関から来訪者あり。』
との1文のこと。
今朝はサッと目にしただけで、
詳細までは見なかった。
(英国保護機関って、
あのアイビー保護機関ってことだよな・・・
ほんとに存在したんだ。
まぁ、アイビーが存在するなら、当然か。)
智とは二宮くんはアイビーなんじゃないかと
話していた。
彼がNタイプだとどうしても思えない程
優秀だから。
それに、そうじゃないとこの特区が
プロフィールの欄に「二宮和也 タイプN」のみ
記入した彼を受け入れるはずがない。
(でも秘密主義のお偉い様達に
二宮くんを渡すきないから)
智と自由に研究できるのは有難いと思っている。
だが、特区に忠誠を誓った訳じゃない。
「でも、この来訪者が問題だな。」
名前は記されておらず、
何人来るのかも分からない。
智から聞いた二宮くんの過去。
別の人格を生み出さなければならなかった程の過去。
それを思うと、尚のことこの来訪者は歓迎できない。
「っ!!まじか。やべ」
『来訪日時 : 本日 14時』
その1文で
俺は猛ダッシュで研究室に向かう羽目になった。
続