モコモコしたパーカーで

パソコンに向かっているカズの後ろ姿。

モコモコした靴下から見える足。

きっとショート丈のパンツなんだろう。

時折、足を組み直したり、

パタパタと動かしている。

ずっと眺めていたいぐらい可愛い。

なんて思っていたが、ピタッと動きが止まり

「会いたい・・・」と零した。

胸が締め付けられた。

考えるよりも先に身体は動いていた。

左手を重ねこちらに顔を向けさせキスをする。

触れ合うようなキスはすぐに

深くなる。


「んっ・・・ぁ///さ、とし」


甘い吐息混じりに、甘い声で俺の名前を呼ぶ。

全身が見えるようにイスを回す。

思った通りショート丈のパンツ姿で

それから見える足も、パーカーから覗く肌も

うっすらと赤く染まっている。


抱きたい。


そう思うのと同時に強い独占欲が湧き上がる。

俺だけが知っている、

俺しか知らないこの身体を

心ごと全て俺のものにしたい。

その蕩けた瞳も俺だけを写せばいい。と


その感情を包み受け止める様に

カズが首に腕を回した。

一度抱き上げ俺がイスに座り、

膝の上に跨がせるように座らせる。


「ンんっ・・・っぁん」



胸の飾りに触れる。


腰が揺れ、その先を求める瞳。


支えていた手で腰を撫でる。



「んんんっ・・・////」



切なく甘い声が漏れる。



「どうして欲しい?・・・俺に甘えて、カズ」