ずっと本棚で寝かせていた我孫子武丸の殺戮にいたる病。
友人に勧められて買ったんだけど、
「どうせ猟奇的表現にびびってる姿が見たいだけでしょ〜〜〜」って思って
長年積んでいたんだけど、
いやめっっっちゃおもしろかったーーー!!!!
十角館やアヒルと鴨のコインロッカーに匹敵する面白さ!
そして小説でしか表現のできないストーリー!!
わたしは最後の最後まで騙された口でした。
最後の1ページを読んで、本当に
「は????」って声が出た。
えっなに、どういうこと?そういうこと?!
トリックに気づいた時はびっくりして、
また最初から読み返したくなる。そんな本です。
いやーー、温存したままにしなくてよかったよ。
間違いなく今年読んだ中で1番おもしろかったです
ただ妹のかおるの性格がクソすぎない?
今流行りの婚約破棄ネタ漫画の主人公の妹みたいな嫌なやつなんだが
男ってほんとにこういう子の弱いの?完全に事故物件じゃん。やめた方がいいよ????
あと最後に出てきた協力してくれる記者?も、フェードアウトで消えていったよね。
ただもう細かいことなんてどうでもいい!って感じちゃうくらい、
ラストのどんでん返しにはたまげました。
若干人に勧めづらい本だけど…
ちょっと性的表現とグロテスク描写が多いけれど、
ぜひ読んで欲しい一冊でした
やっぱりサスペンスって面白い!