今日は埼玉県越生町(おごせまち)に行ってきました。


越生町は越生梅林で有名なのですが、一度も行ったことがないのです。

紫陽花も有名らしくSNSで有名スポットとして紹介されていたのを見かけました。


今日は何も予定はしていなかったのですが、今朝ふと越生に行ってみよう…と思い立ちました。

いつも行き当たりばったりです。



それならば、気になっていたお寺様に行ってみよう。

ということで、伺ったのは

「龍穏寺」


江戸城や川越城を築いた太田道灌・道真親子のお墓があるお寺様です。


越生梅林も地味に山道の途中にありましたが、そこからさらに山を登ったところにありました。


龍穏寺

山門




とても風情のある立派な山門。

彫刻が素晴らしい。




本堂


本堂は扉が開いていて、中の写真撮影は禁止です。

遠くから外観のみ。


経堂









彫刻凄くないですか?

名工、岸亦八による彫刻。

経堂の中には、八角形の輪蔵が収納されているとのこと。

こういう文化財はもっと県や国がお金を出して保存されるべきだと思っています。

あちこち傷んでいてもったいない。



右/太田道灌(分骨)のお墓

左/太田道真のお墓


江戸城 外堀の石


御朱印(直書き)


御朱印帳を持っていくのを忘れました。

ご丁寧にしっかりとした封筒に入れてくださいました。



庫裡と紫陽花


紫陽花の後ろに映る庫裡は明治時代のものとか。

社務所にされておりました。


毘沙門天と鐘楼


庫裡の前には池があり、鯉も泳いでおりました。


江戸城外堀の石と観音様


太田道灌像




龍ヶ谷熊野神社⛩️

御祭神

須佐之男命(すさのおのみこと)

伊弉冉尊(いざなみのみこと)

速玉男尊(はやたまおのみこと)

事解男尊(ことさかのをのみこと)



龍穏寺の境内の中にある神社。

元々は、龍穏寺の鎮守のために建てられた神社とのこと。

山門・経堂と同時期に建てられたもので、この神社の壁面にも岸亦八による見事な彫刻が施されています。

明治維新後の神仏分離令により境内区分されたようです。


彫刻




波模様の獏?

中には親子の亀さん。

綺麗だし凄いね。



この彫刻、天照大御神(あまてらすおおみかみ)が天岩戸から出てくるところを彫られたものとか。

頭の上が光っているのが天照大御神様。

天鈿女命(あまのうずめのみこと)が舞い、手力男命(たぢからをのみこと)が扉を開けた場面。







天照大御神の彫刻だけでなく、他も古事記に基づく彫刻なのだとか。

不勉強ですみません。



龍穏寺と龍ヶ谷熊野神社を参拝後、あじさい山公園とあじさい街道の様子を見に行きました。

あじさい街道を車窓より眺めていましたが、紫陽花はまだ見頃ではない様子でした。

あじさい山公園って、駐車場からさらに山道を歩いていく感じでしたので行きませんでした。



越生の梅林って、1箇所にあるのかと思っていたら街道沿いほぼ梅林。

満開だったら凄い綺麗な景色なんだろうなぁ。


梅林の時期も、紫陽花の時期も、紅葉の時期もまた行ってみたい場所でした。

多分そのうちまた行くと思います。