もうすぐ九月……
上の子のあって無いような夏休みはとうの昔に終わって、受験対応や学校行事に日々追われているようです。

 ……で、下の子。
夏休みは残りわずか。
殆どの夏休みの宿題は終わっているものの、『自由研究』という大物がまだ終わっていません。でも一応研究そのものは終わっていて、レポートもほぼできている状態。あとはそれを手書きで書き写すだけ。
それだけ……のはずなんですが、下の子の場合それにすご〜く時間がかかると思われます。
文字を間違えたり、飛ばしたり、下手すりゃ一文すっぽり抜けていたり…… それに本人は全く気が付かず、私やツレが確認して指摘。マジックで書いているので、消すこともできず修正テープで塗り潰したり、箇所が多いと新しい紙に書き直したりするので、毎年泣きながらやってます。
多分コレは今週いっぱいかかるでしょう。

 実はこの夏休み中、これと同じような場面がありました。それは『読書感想文』📕 
これにとてつもない時間を要しました。
その時間、なんと7日間!!! 
もうTM NETWORKの『Seven Days War』が聞こえてきそうです。


 上の子が小学生の時も読書感想文には苦労させられた覚えがあります。でも受験の際 何度も塾で練習し、さまざまな文書作成経験を経て、今はそこそこ書けるようになりました。(でもこの前の志望動機みているとそうとも言えなくなる……💦)
 そんな上の子の姿を見てきたツレは、絵・工作・読書感想文から選択する夏休み宿題では、毎年『読書感想文』を強いているのです。

 まぁ、他人事のように言ってる私も、小学生の頃は作文が大の苦手でした。そもそも活字の本を読むのが苦手で、あまりに苦手すぎて小4〜6年生までの三年間、夏休みの読書感想文は『火よう日のごちそうはヒキガエル』で書いていたくらい。(私の子供の頃は読書感想文は必須)


そんな私でも歳を重ねるにつれ文章を書くことが嫌でなくなり、高校生の頃短編小説に挑戦したり、大学生の時は理系にもかかわらず他学科の国文学を履修するなどして文章書きの勉強もしました。
その後はホームページ、ブログ、Facebook、小説サイト投稿、YouTubeと25年ものあいだモノ書きを続けて今に至っているわけです。
その割に文章力はイマイチですが、『下手の横好き』ってやつなので気になさらずに……

 でもさ、結局は文章書くのなんて慣れだと思うんです。下の子が作文の宿題を出されて、

「何も書くことが無い」
「何を書いたらいいかわからない」

とよく嘆いていますが、その度に

「私なんか朝ごはん食べたこととか、トイレに行ったことだけでも原稿用紙2,3枚書けるよ」

って言ってます。
実際書く自信ありますし……
下の子のように文章書けない子って、経験をそのまま書いちゃうんですよね。そしてそこには自分の考えや感想がほとんど入ってない。
だから話が続かない。
話を膨らませることを身につけられれば、いくらでも書けると思うんです。かえって短くまとめる方が難しい。

 ……で、

 先日、上の子の推薦の志望動機を読むまでは

「試験科目が小論文と面接だけなら合格の可能性あるんじゃない?」

なんて思っていました。
でもアレを読んで
「第二志望以下の一般入試に注力した方がイイかも」
とか思い始めています。
小論文はだいたい800文字程度が多いと思います。
意外と少ないんです。その中で自分の考えをしっかりまとめるのは一朝一夕でできるものではありません。
しかも上の子が受けるのはただの小論文でないので、「勝ち目なんてあるのかな?」
 ・・・って感じ。

とは言っても、コレをやめたら子供だけでなく、ツレの悔いが残りそうだし、受けさせないわけにもいかないと思うこの頃です。