高校三年生のこの時期、大学進学を考えている人にとってはとても大事な時期ですよね。

 はなから一般での受験をするつもりなら受験はもう少し先で、今はひたすら勉強をしている時かもしれませんが、推薦や総合選抜となるとそろそろ受験がはじまります。

 受験方法でいえば指定校推薦が一番安全。

校内選考が通ればほぼ合格ですから。

でも希望する大学や学部学科が自分の高校にきているか?

評定や履修科目を満たしているか?

それで出せる出せないが決まってきます。

指定校に希望するところがなければ一般推薦、国公立なら総合選抜などを考えたり……

それでもダメなら一般で受験することとなりますが、推薦や総合選抜を経ると最初から一般で受験するよりも勉強時間が取れなくなるリスクが出てきます。

 私の大学受験の頃から指定校や一般推薦はありましたが、昔よりも受験の方法が多様化していて、どれで受験すればいいのかの判断が難しくなっているような気がします。


 ……で、親が子供の受験にどこまで口出すかって家庭それぞれだと思いますが、皆さんのご家庭はどうでしょうか?


 私の考えとしては経済的な制限(私立か国公立か or 地元か他所か)はあったとしても、学校や学部学科の選択にまで口出しするのはどうかと思っています。そりゃ、その学科だと就職がキツイだとか、こういう資格を取れるところがいいなどのアドバイスはいいと思うし必要かと思います。

でも最後に選択するのは子供であるべきと考えています。


 周り見ていると親の希望を前面(全面?)にだして、受験校を決めている家庭がすごく多いように感じています。中学受験くらいまでなら、それもわかる気するけど、高校や大学を親が決めるというのはどうなのだろうと……

 ……というのもツレの熱の入れように少し不安を感じています。ある学部学科に入れさせたくて他の学部学科は目に入ってないように思えます。子供本人もその学部学科は希望はしているものの、第二志望は他の学部学科。第一志望の受験がかなりリスキーなこともあり、第二志望の学校の推薦も考えているようです。そんな選択をしたらツレは発狂しそうな雰囲気をただよわせています。


 そんなツレを見ていると以前あったこの事件を想起してしまうんですよ。

 医学部以外を許さない母親のもと、9浪の末母親を◯害した娘の事件。うちはそこまでではないにしても、子供にそうとう圧力をかけているのは事実。

ここ最近毎日進路の話し合いをしていますが、私は子供の考えを尊重したうえで、受験も就職もリスクが少ない選択肢をアドバイスしたいと思っています。

あくまでアドバイス……

その上でその学科に入りたいというのなら否定はしないつもり。