娘が朝起きてきて、いきなり
抱きついてきた。
そして
お父さんの夢を見たよ、という。
お父さんは車、運転してた。
ママとわたしは、後ろの座席にいて
ママとお父さんは話をしてた。
少しして、気がついた。
お父さんは本当はもういない。
いま車を運転しているお父さん。
現実じゃない。
これは、夢だ。
お父さん、夢で会いに来てくれた。
だからわたし言ったんだよ。
お父さん、ありがとう。
お父さんにそう言ったら、うんと
言って笑っていたよ。
娘はそう言って、泣いていた。
いつの間にが目が覚めたらしい。
そのあと、どんな夢だったかは
忘れてしまったけど
お父さんがいた事と
ちゃんと、ありがとうと言えたこと。
本当に嬉しかった。
そう言ったあと
泣き笑いみたいな顔になった。
いいなぁ。わたしは全く夢をみない。
会いに来て欲しいのに。
塾のテストで、いつもより点数が
良かったからじゃないかな?と
娘は言う。
昨日報告したからね、と。
わたしは何の点数が良かったら
来てくれるのかな。
どうしたらいいのかな。
三年が過ぎても、いつもいつても
会いたいのにね。