今年もまた桜の季節がやって来た。近所の桜が咲き始めていた事は知っていた。それがほぼ満開になって、あぁ、春が来たのだと思った。毎年、数え切れないほどの花を咲かせて、いつの間にか桜は散っていく。ごく当たり前の事として。

 冬の上着はもういらないくらいに暖かくなった。ふらりと立ち寄った公園にはたくさんの子供たちが走り回っていて、そのテンションの高さに少しクラクラする。ここの桜はまだ満開にはなっていない。もう少し時間がかかりそうだ。

 今週は中頃から雨が続くらしい。長い春の雨が降る。その間に桜は散ってしまうだろうか。午後になって空が青くなる。写真を撮るなら今しかないかなと思う。青空と桜を一緒に撮った事って、実はあまりない。花曇りの日ばかりが記憶にある。

 カメラだけを持って家を出る。スマホは部屋に置いていった。5分足らずで戻るつもりだったから。その桜は私の手が届かないほど高い場所にあった。集中して写真を撮る気分ではなかったけれど、何度かシャッターボタンを押した。


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 出来れば賑やかな場所より、誰もいないような静かな場所で桜を見たい。たくさんの桜の中で一人きりになったらどんな気分だろう。私は夢中で写真を撮るだろうか。それとも、何も出来ずにただただそこに立ち竦むだろうか。


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 誰にも邪魔されたくない。一人占めしたい。そういう事を、私は今まであまり考えた事がなかった。別に欲がないというわけではないのだけれど。どちらかと言うと煩悩だらけな気がするけれど。まぁ、いいか。そんな事はどうだって。

 最近ちょっと何も書けなくなっていたので思った事を書いてみました。要するに言いたかったのは、今年初めて桜の写真を撮ったという事です。朝早くなら桜を一人占め出来ますかね。でも、それだと空が青くないんですよね。・・・ままならないものです。