10月、まだTシャツで歩けそうな気温のとある日。
 
名古屋市千種区の覚王山周辺を散策してきました。
 
 
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散策の出発点に選んだのは「覚王山日泰寺(かくおうざんにったいじ)」。
 
タイ王国から寄贈された「仏舎利(釈迦の遺骨)」を
 
安置するために創建されたお寺です。
 
日泰寺という名前は日=日本、泰=タイ王国を表していて
 
「日本とタイ王国の寺院」という意味があるそうです。
 
 
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昭和61年に建立された立派な山門。
 
 
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山門の左右にはよくある仁王像ではなく
 
釈迦の弟子たちの像が置かれています。
 
上の写真は右側の「阿難(あなん)」像。
 
 
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こちらは左側の「迦葉(かしょう)」像。
 
2体の像は円鍔勝三(えんつばかつぞう)氏の作品です。
 
 
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山門をくぐって右側にある五重塔。
 
平成9年の建立で高さは30mあります。
 
 
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本堂を目指して広い境内を歩いていきます。
 
 
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昭和59年に竣工された本堂です。
 
因みに明治37年に創建された時は
 
「日暹寺(にっせんじ)」という名前だったそうです。
 
その後、シャム国がタイ王国へと改名したのに合わせて
 
昭和24年に「日泰寺」と改名したとの事です。
 
 
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内部には明治33年に仏舎利と共にタイ政府より贈られた
 
「釈迦金銅仏」が本尊として安置されています。
 
 
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本殿の左側には仏舎利を日本に寄贈したラーマ5世
 
(チュラロンコーン国王)の像があります。
 
この写真ではよくわかりませんが
 
国王の足元には2頭の象がお供しています。
 
 
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傍にはタイ国の皇太子殿下が植樹した木もありました。
 
タイ国との繋がりの深さを感じますね。
 
毎月21日には参道が縁日の屋台で賑わうそうです。
 
それでは、運動不足解消のために街歩きをしつつ
 
次の場所へと向かいます。
 
 
つづく