厳島神社は「御本社」を中心に17棟の社殿が左右対称に配され約300mの回廊で結ばれています。これは平安貴族の住宅様式である「寝殿造り」を取り入れたもので、常に海が見える開放的な造りになっています。
 
 
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 御本社の前方にある「平舞台」は寝殿造りの庭にあたります。上の写真は平舞台から客神社のある方向を見た様子です。
 
 
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最初に参拝した客神社の祓殿(はらいでん)。その奥に五重塔が見えますね。
 
 
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 平舞台から大鳥居へ向かって突き出ている「火焼前(ひたさき)」は、かつて祭典時や船で来る参拝者を誘導する際にかがり火が焚かれていた場所です。写真左にある青銅製の灯篭は340年以上前のものだそうです。
 
 
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 大鳥居に向かって中心から「右門客神社(みぎかどまろうどじんじゃ)」と「左門客神社(ひだりかどまろうどじんじゃ)」に分かれています。こちらは東回廊側、右門客神社の方にある狛犬です。
 
 
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西回廊側、左門客神社の方はこんな感じです。
 
 
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 平安時代から伝わる舞楽が今でも行われる「高舞台(たかぶたい)」。四天王寺、住吉大社の石舞台と共に日本三大舞台の一つとされています。
 
 
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 三女神を祀る御本社は神社の中心にあり、本殿の広さは日本最大。創建から840年以上、一度も浸水したことがないと伝わっています。上の写真は拝殿の前から見た様子。本殿の中には入ることが出来ないのでここから参拝をします。
 
 因みに三女神とは「天照大神」の娘である「市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)」、「田心姫命(たごりひめのみこと)」、「湍津姫命(たぎつひめのみこと)」のこと。厳島神社では海、交通、財福、技芸の神として祀られています。
 
 
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 こちらは西回廊から見た重要文化財の「能舞台」。永禄11年(1568年)に毛利元就が海中に仮の能舞台を設け、能を奉納したのが始まりだと言われています。延宝8年(1680年)に広島藩主が現在の姿のものを造営しました。
 
 
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 毎年4月に行われる「桃花祭神能」では回廊側に桟敷(さじき)が設置され、厳島神社の昇殿料300円で能を観ることができるそうです。高舞台と同様、今でも現役で使われているのはすごいですね。
 
 前から一度は行ってみたいと思っていた厳島神社。2月の冷たい風に震えながらも参拝することが出来て良かったです。次は厳島神社の出口からすぐの所にある「大願寺」へ行ってみましょう。