明治37年(1904年)旧居留地に外国人向けのフラット(アパート)として建設され、後に北野へ移築された「洋館長屋」。「仏蘭西館(フランス)」とも呼ばれています。
 
 
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 通りに面して左右対称の2軒が中央で連結している少し変わった異人館。この外観が日本の長屋のようであることから「洋館長屋」と呼ばれるようになったそうです。オイルペンキ塗の外装は当時の代表的な洋館様式です。
 
 
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 館内の装飾はフランスの美術品や丁度品で統一されています。赤、白、青の色合いがフランスの国旗を連想させますね。壁にはエコール・ド・パリのマルク・シャガールや藤田嗣治らの小品がさり気なく飾られています。
 
 
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 18世紀ロココ時代の伝統様式が受け継がれた洗練された部屋には、アール・ヌーヴォーを代表する作家エミール・ガレやドーム兄弟らのグラスアートなども展示されています。
 
 
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 数ある椅子の中で個人的に素敵だなぁと思ったソファ。「花弁状(かべんじょう)ソファ」と呼ばれ、震災の時に壊れてしまったのを現代の職人さんが修理したものだそうです。100年以上の時を経て生まれ変わった椅子は、さらに100年使用できるほど質の良いもので、最高級の馬毛が使われています。因みに馬毛は300年ももつのだとか。
 
 
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こちらはルネ・ラリックの花瓶。彼の作品によく見られる淡いブルーが美しいですね。
 
 
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 こちらの子供部屋は他と違ってシンプルで暖かみのある雰囲気。洋館長屋は有名な芸術家の作品が多く見られ、小さな美術館のようでした。