北京市内を移動中にふらりと立ち寄った“オリンピックパーク”。2008年、北京オリンピックの際に建設された。正確にはその付近の歩道橋の上から建物を眺めただけだが、有名な二つの競技場はパークの外側からでも見ることができた。万里の長城と同様、黄砂でもやがかかったようになっていたのが残念。

オリンピックパークの目玉とも言える北京国家体育場、通称“鳥の巣”。北京オリンピックのメインスタジアムだ。スイスの建築家、ヘルツォーグ&ド・ムロンによるデザイン。大きさは330m×220m、高さ69.2m。

鳥の巣の西隣にある北京国家水泳センター、通称“ウォーターキューブ(中国語では「水立方」)”。こちらはオーストラリアの建築設計事務所、PTWが基本設計を担当した。外壁は水泡をイメージして作られた。大きさは177m×177m×31m。

競技場の近くに作られた自称「7つ星」ホテル“北京盤古七星酒店”。ホテル業界の最高ランクは5つ星だが、7つ星を目指すためにこういう名前をつけたという。上部が変わった形になっているこの建物は、新築の高層複合ビル施設“盤古大観”の1棟である。スイートルームが一泊300万という破格の値段で話題になった。しかし、残念なことに北京オリンピックの開幕には工事が間に合わなかったらしい。

道路をはさんで、競技場の反対側に“中華民族園”というテーマパークがある。写真ではよくわからないが、塔のような建物がある一帯がそのテーマパークだ。中国56の少数民族の建築や文化が紹介されている。北園と南園に分かれていて、北園はチベット族、タイ族など16エリア。南園はナシ族、モンゴル族など28エリアある。各エリアでは実際の少数民族のスタッフによるダンスショーなども行われている。