今日はイタリアで過ごす最後の日。目が覚めてカーテンを開けると雨が降っていた。とうとう最後まで雨だったな、と思いながら出かける準備をする。今日は日曜日で、飲食店以外の店はほとんど閉まっている。まさに“ローマの休日”だ。

 ホテルの近くからタクシーに乗って、サンタ・マリア・イン・コスメディン教会(Chiesa di Santa Maria in Cosmedin)へと向かう。“真実の口”で有名なこの教会は、8世紀にローマ法王ハドリアヌス1世が付近で暮らすギリシア人のために改築した教会。ギリシア人たちが教会を飾り立てたため、コスメディン(装飾)という名前が付けられた。真実の口は古代の井戸の蓋だと言われていて、ポセイドンがモチーフとなっている。


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 教会の中は決して華美な雰囲気ではなく、質素で整然としていた。

 雨が止むのをしばらくまって、再びローマの街を歩く。


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 コロッセオと間違えそうなマルチェッロ劇場(Teatro di Marcello)。


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 マルクス・アウレリウスの像があるカンピドリオ広場(Piazza del Campidoglio)。設計はミケランジェロ。


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 丘の上から見る風景。この頃には、曇り空が青空に変わっていた。


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 古代ローマ時代の遺跡フォロ・ロマーノ(Foro Romano)。紀元前6世紀頃から293年にかけて国家の政治・経済の中心地であった。写真はカンピドリオの丘の上から見た風景。全体がよく見渡せて、写生をしている学生もたくさんいた。


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 石畳の坂道。


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 カンピドリオを背にして立つ、白大理石でできたヴィットリオ・エマヌエーレ2世記念堂(Monumento Nazionale a Vittorio Emanuele Ⅱ)が建っている。ローマの中心にあるロータリー広場、ヴェネツィア広場(Piazza Venezia)に面している。現在は工事中だった。


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 クイリナーレの丘(Colie Quirinale)にある大統領官邸(クイリナーレ宮殿)。ローマの伝説に基づくと、クイリナーレの丘にはサビニ人の小さな村があり、ティトゥス・タティウス王はローマとサビニの和平後にそこに住んだとされる。 サビニ人は彼らの神“クゥイリーヌス”に捧げた祭壇をここに立て、神の名は丘の名前となった。

 空は気持ちよく晴れている。最後の日だけ神様が微笑んでくれたようだ。旅はもうすぐ終わる。軽い足取りで丘を下り、最後の教会、サンタ・マリア・マッジョーレ教会へ。