なんかゲームをしているようでした。
というのは、映画公開に先駆けてのWebゲームがあったからぁだとは思います。
でも、私的には、まるで出来のいいホラーゲームをやってるぐらいにどきどきとした気持ちありで、最高の褒め言葉の気分です。
地下鉄ホームに閉じ込められてしまった女性、そこに潜んでいた殺人鬼……。
もうそれだけで、ストーリーはわかりきったもの、主人公以外のものが幾人かそこにいて、次々殺されてゆき、主人公だけ最後まで残ってよかったねなんて話しでしょう? そう思って見てしまうのですけれど、まぁ、本当にその通りのストーリーなんですけれど、面白かったです。
恐い、とにかく恐い、グロイ、気持ちが悪い……
のだけれども、本当によくできていると思います。ホラーなんて大っキライなのに、思わず夢中になって最後まで見てしまいました。
なによりも、説明しすぎないよさ、表情や動作といった表現でもって描かれるその不気味さと切なさがいいのです。
話もできぬ殺人鬼の、ぎこちない動きに他人の悲鳴の猿真似シーン、最後に己の名を呼ばれて、それを繰り返すときの表情ったら、すごいものです。殺してやりたい憎いヤツと考えていたくせ、一瞬情に流される主人公の様子もまた。
特に手術室でのシーンは、恐ろしいくせに見入ってしまいました。恐らく、彼がそういう行為を受けていたのだろうという行動を模倣する姿。残骸となった病院の光景のみを、ただ抽象的にしか見せないおかげで、想像力膨らみ……だからこそ、浮き出されるような雰囲気がすっごく素敵でした。
はっきりいって、ホラー関係はだいだいだいだいだーいっキライです。
それなのにこれには、おもいきり見入り惹かれてしまいました……
ただ、恐すぎです。途中何度か止めて、深呼吸の間をおいて見ていましたけれどね。
