おはようございます。ご覧いただきありがとうございます!

 

※あくまでも息子の状態に関する話ですので、お薬の効き方には個人差があるのだと思います。

 

減薬もあと少し。

残りの薬も

あと少しだけ。

 

「ぶっちゃけ最後は気合いですから」

 

医師の言葉がよみがえります。

 

体も心ももうヘトヘトなのに、

薬の減薬って、

はじめは順調にいくけれど、

終わりに近づくにつれ

苦しすぎてつらすぎて

減薬失敗してしまうケースが

多いのだそう。

 

慎重に。慎重に。

 

最後の辺りは、

同じ量の薬を飲む期間も

しっかり1カ月以上とって

減らしていきました。

(今までは2、3週間)

 

ある日、

また息子がパニックになって

玄関ドアをバタンと開けて

裸足でかけ出して行く時に、

 

 

「もうダメだ。」

 

 

自分のピンと張っていた糸が

切れてしまい、

 

 

「ウワァァァァァァァァァァーーーーー!!!」

 

 

と叫び声をあげてしまいました。

 

すると、パニック中だった

息子の中の本来の息子が

この叫びに気づいたのか、

私の所に戻ってきて

 

「お母さん、大丈夫?」

と聞いてくれました。

 

「もう、しんどい…。しんどいよ…。」

 

私は泣きながら

そう言ったと思います。

 

これが最後の峠でした。