こんにちは。ご覧いただきありがとうございます!

さて、今日は…

 

 

【幼稚園(3年保育)のときの息子】

3年保育の私立幼稚園に

1年半通った息子。

(そのあと離婚→引越→保育所通い。)

 

家から近かったのと、

勉強&遊びのバランスが

良かった園だったので

選びました。

 

毎朝、徒歩通園あし

親の送迎もなく、

みんなで歩いて

先生たちと園へ向かいます。

 

荷物も結構あったりして、

3歳の子には

なかなか体力のいる

ことでしたが、

次第に慣れ、体も丈夫に

なっていきました筋肉

 

そうだそうだ、

入園式の日は息子、

泣きに泣きましたーゲロー

泣きはらした目の写真がいっぱいあせる

 

初めての場所、

何だか分からない恐怖。

ま、今なら

「めちゃくちゃ恐ろしいこと

させてゴメンね」

ってところです…。反省。

 

完璧に近いリハーサル

めっちゃ必要だったなぁ…。

反省。

 

あ、でも、まだ全然

障害があるって考える感じじゃなかったんで(今となっては全て言い訳ですが…滝汗

 

で、実際の園生活は

恐ろしいほど

「THE 優等生」

でした滝汗

 

誰からも好かれ、

皆の手本になるような

出来過ぎた園児でした。

 

出来過ぎって恐ろしい。

いまだ、私は

ドラえもんの出木杉君をみると

「大丈夫なんだろうか」

と心配してしまう。

 

園ではよく、

「お手本で」

とか

「代表で」

とか、

選ばれて劇で演じたり

運動会で先頭でプラカード持ったりしてました。

 

今聞くと、当の本人は

「みんな仲良くとか言うし、

怒られんの怖いし、

ついていくので精一杯。

周りの子供たちは

何しだすか分からないし

怖かった。」

 

怖くて、緊張して、不安で、

言われたことをただただ

ひたすら忠実に守るしか

出来なかったんだろうなぁ。

 

でも、そんな息子の思いは

誰も誰も知るはずもなく…。

 

先生や親や、

特に女の子たちなんかには

すごく受けが良く、

(そらそうだ)

王子様キャラまじかるクラウン乙女のトキメキ

みたいになってしまいました。

 

すんごく嫌だったそうです。

 

大きくなってから

その当時の事を聞くと

「もうあぁはなりたくない。」

と言います。

 

自分じゃなかったんでしょうね。

自分を出せる状態では

なかったんでしょう。

 

あと、隣のクラスの先生が

息子を気に入ってくださり

 

冗談で

「○○くんは明日から僕のクラスだ~!」って、抱っこして言ってくれたそうで…。

 

その時の息子は

恐怖におののいた

そうです。

 

「えっ、明日から

たんぽぽクラスじゃないの?」

「じゃぁ、朝は

どうしたらいいの?」

「払ってるお金はどうなるの?」

「僕はどうなっちゃうの?」

 

……ゲッソリ

すごい。

どうしてそんな風に

とらえるんだ息子よゲッソリ

 

普通なら

「人気の先生に

気に入られてラッキー!」

ってところが

 

突然の不安→恐怖

 

にまでなってしまうとは。

 

かなり後になってこの話を聞き

「あぁ、この子には

本当に

発達障害があるんだ」

と、しみじみ思いました。

 

と同時に

なんだか泣けてきました。

 

ずっと気づかず

「自慢の息子だ」とか

思っていて、私はバカだと。

 

息子は

発達障害であることが

ものすごく

分かりづらいタイプです。

 

自分の脳内では

四六時中色んなことを

考えていて、

不安になったり

緊張したり

この世の終わりだー

なんてところまで

落ち込んでいたり。

 

でもそれが

表情に出たり

態度に出たり

パニックになったり

体調に出たり

 

しなかったんです。

このころは…。

 

まだバケツが

溢れていなかったんでしょう。

 

 

母より