こんばんは。ご覧いただきありがとうございます!
さて、今日は…
【支援の種類】
についてです。よく息子と話をするのですが、
- こんな支援はイヤだ!
- なんなら何にもしない方がいい!
- こんな支援なら嬉しい!
の3種類に分かれるみたいです。
◇マイナスの支援
ほとんどがコレだそうです。当事者目線からすると。
定型側は良かれと思ってする支援の大部分は、マイナスの支援。
そらそうだ。だって、非定型側とは物事の前提が違うんだから。
特に真面目で一生懸命な支援者が陥りがちなパターン。
親が真剣になりすぎたり、担任の先生が「なんとかこの子のために」とか。
そういうやつです。
ほとんどの人が思い当たる節があるのではないでしょうか。
んんん、じゃぁどうすればいいの???
◇ゼロの支援
これ、意外といいそうです。
マイナスになるくらいなら
「ほっといてくれた方が100倍マシ!!!!」
って事みたいです。
結構テキトーで大雑把な定型の方、おめでとうございます。
発達障害の子供たちの信頼を勝ち取る権利を手にしています
なんか、息子にこのゼロの支援の事を言われた時、
「マジかよ。そんなんでいいのかよ。今までの努力は一体何だったの…。」
と、ガックリしたのを覚えています。
肩の力をスパッと抜いちゃう。
「ん??なんか言った??」
ぐらいのテキトーさがちょうどいいのかもしれません
◇プラスの支援
まぁなかなかヒットする支援って難しいのですが、
- 支援する人も当事者
- 現場経験が長い
- 近い親族に同じ障害持ちの子がいる
- 海外で暮らしたことがある
- よく観察できている
上記のような人が、プラスの支援の出来うる人ですね。
支援する人も当事者
→ これ、息子は小学校の高学年の時の通級の先生がそうでした。
なかなか恵まれた環境で学ばさせてもらったと今でも感謝です!
もう、親が色々説明しなくても、先生にお任せで子供が安心して学んでました。
基本的なメンタル部分が、言わなくても分かるみたいな感じなんでしょうね
現場経験が長い
→ これは言わずもがな。同じようなタイプをたくさん見てきている支援者は
強い。現場で使える色々な方法も知っている。凄い。尊敬。
「事件は会議室で起きてるんじゃない!現場で起きてるんだぁぁぁあ!!」
ってやつです
近い親族に同じ障害持ちの子がいる
→ ツボを心得てます。実践も既にしています。
使える声掛け、使えるタイミング、使える必殺技など
その子の親から教えてもらっているはず。
プラス、大事な愛情もより持ってますよね
海外で暮らしたことがある
→ 意外でしょうか?でも、納得です。
要は、頭が柔らかい。価値観って多様性があって当たり前ってことを
よく分かっている人なんです。自分の価値観が絶対とは思わない分、
いったん頭の中を真っ白にして、子供の話を聞いてくれるってわけです。
見事ですね。「普通はこうじゃん」ってイラつかないんです。神っ
よく観察できている
→ 結局これにつきる。その子の観察がどれだけ出来ているかによって
ヒットする支援の数も増えます。
いくら本を読んでも、人の話を参考にしても、結局は、支援のヒントは
全部目の前のこの子の中にしか無いんだ!!ってことですね。
これが分かってから、発達障害関連の本をほとんど読まなくなりました
どうせ支援するなら、本当にその子の為になるようにしたいですよね。
私も自分に日々言い聞かせるようにしています。
肩の力抜けー
頭はいったん白にしろー
普通なんてよく分かんないぞー
よく聴けー
よく観察しろー
とりあえず美味しいもの食っとけー
母より