こんにちは。アマミモヨリです。
今回は昭和の時代に流行ったコックリさん、キューピットさんのお話です。
そういう話がお好きでない方、苦手な方はスルーしてください
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前回の記事でちらっと書いたのですが、わたしが中学の頃、キューピットさんが流行しました。
コックリさんは怖いけど、キューピットさんは怖くない──
という先人(たぶん誰かのお姉さん)からの言い伝えもあり、女子の間で爆発的な流行となったのです。
50音を書いた文字盤と10円玉を使って、
なんて、主に恋占い的なことを質問していました。
はじめて10円玉が動いたときは驚いたけど、すぐに「これって嘘っぽい」って感じました。
みんなの予想通りや、希望通りの答えがほとんどだったから、
そんなつもりはないけど無意識に、動かしちゃってるんだろうなって。
てか、そもそもただの中学生に霊が呼べるはずないだろ、って思ってた。
でもね、そんなわたしの本音を打ち明ける隙もなく、流行は過熱して行ったのです。
男子を巻き込みはじめたよ
ある日、別グループのキューピットさんが「デートしたい」と言い出しました。
お相手の男子も指名されまして、4時から15分間、3組の窓辺にひとりで佇むことになりました。
何事もなく15分間を終えましたが、キューピットさんをしていない男子をも巻き込むことになったのでした。