宿題の音読がすらすらできないことに腹を立て、ヒルマが怒鳴りました。
わたしの闘争心に火が点きました。
「大キライ」という言葉が、わたしは大キライなのです。
説明してるんだろう・・・。
もうひとりのわたしが傍観するなか、
白熱するわたし(笑)
このプリント、学校の宿題をしたらシールを貼れるのですが、わたしも気づいたのです。
「今日は●ページを読むこと」というきまりもないことに。
というわけで、その後はしばらくヒルマが得意なページだけを読んでもらいました。
調子に乗って早口になるときは、「よくきこえませ~ん。ゆ~っくり、よ~ん~で~く~だ~さ~い」とわざとゆっくり言ってお願いしました。
10日ほどたった頃でしょうか、学校の授業も進んだのでしょう。
新しいページも、たどたどしくですがイライラせずに音読できるようになりました。
そして。
そもそも、なぜ「すらすら読みたかったのか」という理由が─
ああ、わたし!
あんなに怒っちゃったよ…